叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

当サイトは、アフィリエイト広告を使用しています。

SDGs・CSR・コンプライアンス

高齢者を見かけるフードコート(鳥玉)

わたしの住むセンター北駅(横浜市)近くは3つのフードコートがあります。フードコートと聞くと、多くの方は、ケンタや丸亀製麺のような全国展開をしているチェーン店が入っていると想像すると思います。確かにそういう面もありますが、意外と知られていな…

ブランドに求めらる「三方よし」の理念

4月の末に韓国のアイドルグループ、Apinkのメンバーがチョン・ウンジを除く4人のメンバーと再契約しないというニュースがありました。そのとき、わたしが気にしたのは、Apinkが解散してしまうのでは!?という不安でした。ただ、この不安はすぐ打ち消されま…

日本企業の人事部は、それほど閉鎖的ではありません

雇用の流動化により、人材が企業間を移動することで産業が発展し、雇用市場の活性化につながると期待されています。典型的な日本企業の雇用形態は、メンバーシップ型雇用といわれます。これは、年功序列、終身雇用を前提とした雇用形態です。しかし、メンバ…

オーガニックレストラン(Natural Harmony Coa)

若いときに読んだ本は記憶に残りやすいものです。そのなかには、自分の生き方に影響を与えた本もあります。大学のときに読んだ、有吉佐和子の「複合汚染」はその一冊です。農薬を大量に使用する日本の農作物に警鐘をうならす文芸書で、わたしのアタマのなか…

アンダーグラウンドサービスと良心

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、毎年「情報セキュリティの10大脅威」を発信しています。脅威は「個人への攻撃」と「組織への攻撃」に大別されてます。2023年の「組織への攻撃」は、以下の順位でした。 順位 脅 威 昨年順位 1位 ランサムウェアに…

「選択と集中」は「人々」の想いや、「社会」の影響を無視している

CSR(企業の社会的責任)という言葉が、社会に浸透したのは2000年代の半ばくらいからです。当時、先進的な大手企業はこぞってCSR部門を設置しました。わたしは某企業のCSR部門と半年間契約しました。そこで、会社が営利として行っている事業活動と、CSRの一…

もう一度、自分を作り直す

わたしにとっての2022年を言葉で示すとー「もう一度、自分を作り直す」という感じでした。というのは、昨年の終わり自分にとっては大きな病気をして、入院・手術を経験しました。それまで大きな病気をすることなく、入院の経験もなかったので、インパクトの…

短編映画「二つの光」を観ました

二つの光 新宿の映画館でハン・ジミンとパク・ヒョンシクが共演する映画「二つの光」が上映されているので行ってみました。ふたりとも大好きな役者です。朝、9時30分と上映は早い時刻なのですが、このふたりが出ているなら見なきゃ損です。 場所は伊勢丹…

生産形態と在庫ポイントの関係について

インスタントラーメンが常備食なわたし・・・。食べるのを楽しみにしていた「0秒チキンラーメン」が販売休止に追い込まれました。会社の生産計画を大きく上回る注文が発生し、供給の見込みがたたなくなったためのようです。日清食品は供給体制を整えた上で7…

バイオマス素材のレジ袋

マクドナルドでテイクアウトするとレジ袋は無料です。それはなんでだろう!?と、思い調べてみました。マクドナルドのレジ袋(下図)を見ると ⇐ にバイオマスと書いたマークがあります。 バイオマスマーク経済産業省のホームページには有料化の対象外となる…

排出権取引とゼロトラスト

2年まえのレジ袋の有料化に伴いエコバッグをリサーチしたことがあります。 www.three-wise-monkeys.comレジ袋の有料化は2020年7月1日からですが、それより10年以上まえの2007年に、エコバッグがブームになったことをどれだけの方が覚えていますでしょうか!…

総論賛成、各論反対

レジ袋が有料化になって2年近くがたとうとしています。有料化になった当初はAmazonで良さそうなデザインのエコバッグをリサーチして楽しんでいましたが、いまはスーパーやコンビニで買い物をする際にエコバッグを持参することはあまりありません。ですので…

「イカゲーム」から学ぶ「Think Globally、 Act Locally」

韓国のテレビドラマ「イカゲーム」は、韓国ドラマとしては初めてネットフリックスで全世界1位を記録し、2021年最大のヒット作となりました。 youtu.be昨年、家族で楽しくこのドラマを見ました。このドラマはいままでの韓国ドラマの延長ではなく、新たな方向…

「モノ」から「コト」の消費について

サブスクの勢いはどこまで広がるのでしょうか!?その分水嶺は、サブスクでモノが伴う消費の広がるかどうかだと思います。サブスクは、商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組みです。Netflixのような動画配信や、Amazon Musicのような楽曲配信サ…

あの頃のスーパーカーブーム

1977年、小学校6年生のわたしは休み時間になるとスーパーカー消しゴムで遊んでいました。ランボルギーニ・イオタやランボルギーニ・ミウラ・・・スーパーカーを型取りした消しゴムは、当時の小学生男子はみんな持っていたと思います。boxy ボールペン(…

スカベンジャー

カラスと人間の関係 子どもの頃「ショッパー」という折り込み紙に掲載されていた「カラスvsアスター」という4コマ漫画を読むのが、ひそかな楽しみでした。これは、カラスとアスターという子どもが、仲良く喧嘩する漫画で、トム&ジェリーのような感じです。…

スタートレックの転送装置

Netflixは韓流ドラマを見る目的で契約をしています。が、韓流ドラマだけでなく、むかし見た傑作ドラマが、Netflixに埋もれているのを発見して喜ぶことがあります。たとえばスタートレックです。スタートレックは長く愛されたシリーズ物なので、いろいろな作…

フェアトレードの完全性(後半)

前回のブログでは、現在のフェアトレードは「マスバランス基準」に沿って認証をしていることから、フェアトレード製品には児童労働によって生産された物質を含むことを書きました。 www.three-wise-monkeys.com なぜフェアトレード製品に非フェアトレード物…

フェアトレードの完全性(前半)

フェアトレード製品はその特性から同じ品質を持つ非フェアトレード製品に比べて高い価格が設定されています。それは弱い立場にある生産者の児童労働を無くしていくことから、わたしは必要な措置だと思います。しかし、フェアトレード製品を購入した時、こん…

デジタル大福帳

チョコレートのサプライチェーン フェアトレードとは生産者が人間らしく暮らし、より良い暮らしを目指すため、正当な値段で作られたものを売り買いすることです。発展途上国と先進国との関係、企業間の力関係によりフェアでない取引が行われる原因があります…

つくる責任つかう責任

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、2030年までに達成するべき国際的な目標です。すっかりSDGsの呼び名が定着しました。そこには17のゴールが定められています。その目標12(つくる責任…

チョコレート戦争

チョコレート戦争 生まれてはじめて読んだ本は忘れてしまいましたが、はじめて夢中になった本はよく覚えています。それは、大石真の「チョコレート戦争」です。わたしがこの本に出合ったのは1973年です。あれから50年近くが経過したいまもこの本は児童…

毎日でもステーキを食べたい

牛と地球温暖化 2019年に環境大臣となった小泉進次郎は、9月にニューヨークで開かれた気候変動サミットでー「毎日でもステーキを食べたい」と発言をして物議をよんだのは有名な話です。当時、環境大臣がこのような発言をしたのがなぜ問題なのか!?と、…

不確実性のビジネス

育てて勝つ 2020年シーズン、就任1年目の佐々岡監督が率いた、広島東洋カープは5位と低迷しました。52勝56敗12分け。前半戦での投手陣の崩壊が大きかったと思います。ただ、個人的にはプロ11年目の堂林翔太が、開花したのが嬉しいシーズンでし…

もう昔には戻れない!?

ウィズコロナからアフターコロナ クリスマス、東京都での新型コロナウイルスの感染者が新たに884人報告されたと発表されました。前日の888人に次ぎ、過去2番目という多さです。最近はウィズ(with)コロナという言葉をあまり聞かなくなったように思え…

カラーバリエーション

経営の神様、ピーター・ドラッカーは数々の経営に関わる提唱をしました。わたしが大学を卒業して入社した会社で、上司から読むことを勧められたのは、ピーター・ドラッカーの本の数々であり、一冊、読むごとに所感を書いて提出した記憶があります。ピーター…

PSIによる全体最適化(前半)

「ザ・ゴール」の衝撃 2001に出版された「ザ・ゴール」は、生産管理の工程上のボトルネックを見つけ、全体の中の一部を最適化すべきという「全体最適」の理論を提示しました。1990年代、わたしは生産管理パッケージ(IBMのPACKシリーズ)導入…

AI美空ひばりとディープフェイク

AI美空ひばり 2019年の紅白歌合戦で「AI美空ひばり」が登場して話題になりました。「本当にすごい」「感動した」という肯定的な意見もあれば「冒とく」「所詮モノマネ」のような否定的な意見もありました。わたしは美空ひばりさん世代でなく、ファンには…