叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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学校教育・受験

答えのない「なぜ?」を追求する

わたしが新入社員だったころ、先輩社員からはーただ、決められたことをやるだけでなく、常に「なぜ?」という疑問をもって、いい仕事をするんだよ。と、アドバイスを受けました。これは、とてもいい言葉だと思いました。わたしはわたしなりに、いままで「な…

平和でありたいと願っているのに戦争は続いている

8月の広島旅行はカープの観戦が主な目的でした。試合観戦前に広大な平和記念公園を歩くと、強い日差しに焼け付けるような暑さを感じながら、シーンと静まりかえるスピリチュアルな空気を感じました。www.three-wise-monkeys.com平和の尊さを伝えるヒロシマの…

情報セキュリティは理系の学問!?

わたしの大学時代は1980年代後半なのですが、この時代、大学で「情報セキュリティ」を学ぶという概念は無かったと思います。もしかしたら、わたしの認識不足で、本当は学問として「情報セキュリティ」というのが、当時からあったのかもしれませんが、教…

ジョブ型雇用とホワイトカラーエグゼンプションの亡霊

最近はどの会社も「ジョブ型雇用」なる用語を好んで使います。社員を雇用するにあたり、ジョブを特定することで、社員は専門職の仕事に集中しやすくなります。社員が自分のキャリアパスを描くにあたり「スキルを磨きやすい」「得意分野に集中しやすい」と思…

「情報Ⅰ」の試作問題を眺めてみた

今年から高校で本格的に「情報」の授業がはじまりました。そして、2年後に共通テスト「情報Ⅰ」が開始します。大学入試センターのホームページには、試作となる試験問題が掲載されたので見てみました。ざっと見たところ、直接「情報セキュリティ」に関わる設…

セキュリティ管理体制が甘い日本

今年、国内で起きた事件でもっとも衝撃が大きかったのは、間違いなく安倍晋三元首相の暗殺事件でしょう。日本史に刻まれるであろう重大な事件です。国内でもっとも影響力のある政治家が白昼の演説中に暗殺されるのは、世界でもそんなに例あるとは思えません…

映像授業とあの頃の日日是決戦

受験生の息子は自宅で東進の映像授業を受けています。映像授業は自宅パソコンで人気講師の授業を受講できるシステムで、自分のペースにあわせて学習できるのが特徴です。勉強部屋から漏れる講師の声を聞くと、再生速度が速いことに気づき、息子に聞くと「1.5…

ネットフリックスの会員数が減少した記事をみて

もっとも最近、観たネットフリックスのドラマで感動したのは、韓国ドラマ「二十五、二十一」です。いままで「愛の不時着」を超える韓ドラはないと思っていたのですが、このドラマは「愛の不時着」に匹敵する名作だと思いました。舞台は1998年。1997年に起き…

「情報」とほかの科目との関係について

amzn.toいよいよ新学期。令和4年度から高校で「情報」という新たな科目が加わります。この新たな科目を学ぶ、価値はありますが、いまの教科にプラスされるので、ただでさえ勉強が大変な高校生の負担が単純に増すことが良くないと思います・・・。ただでさえ…

手のひら

今回のシリーズでは「カンニング」をネタにつらつらと書いているのですが、改めてわたしの学生時代といまではカンニングの方法が変わったことを実感しました。わたしの青春時代はスマホはもちろん、携帯電話もありません。外部とは通信ができない試験会場で…

ジャミング

前回のブログではいまの受験制度を偏差値でグループ化された大学から進路を選択するのではなく、将来なりたい職種から進路を選ぶような仕組みに変えるべきだと書きました。もしそれが実現したら、大学の入学試験でスマートフォンなどの電子機器を使ったカン…

プレッシャー

国立大学の合格発表も間近となり、今年の受験戦線も終わりを迎えます。うちの子はまだ受験の年になっていないのですが、親族には受験生もいるので、うまくいったかどうか気になります。今年の大学入学共通テストは、試験中に受験生が問題用紙を写して、通話…

監視カメラと人間は善か悪かの大命題

韓国ドラマを見ていると、犯罪捜査で監視カメラの映像を確認する場面がよく出てきます。このカメラはCCTV(closed-circuit television)と呼ぶのですが、その設置は日本とは比べものにならないほど、すごいようです。日本に比べて韓国は監視が行き届いた国と…

テンペスト

2012年、ボブ・ディランは「テンペスト」というアルバムを発表しました。 https://amzn.to/485EyQ2今までディランが発表したオリジナルの最新は2020年にリリースした「ラフ&ロウディ・ウェイズ」です。その前は「トリプリケート」という、古典的なア…

この支配からの卒業

むかしむかし・・・塾講師のアルバイトで知り合った何名かの先生たちと、プライベートでもしょっちゅう遊ぶことがありました。ある日、彼らとドライブをしたとき、わたしはエアチェックで作ったオリジナルカセットテープをカーステレオに挿入しました(☜ こ…

学習塾で過ごす時間

受験生にとって2月は勝負の月です。ひんやりと乾燥した空気がただようこの時期は、風邪やインフルエンザが流行るため体調管理にも注意をしなければなりません。受験生だけでなく保護者も大変な苦労があります。そして学習塾にとって、2月は教え子たちの成…

牛に引かれて善光寺まいり

「牛に引かれて善光寺まいり」誰もが一度は耳にしたことはある言葉だと思います。ただ、誰もがこの言葉の意味を知っているわけではありません。この動画では「牛に引かれて善光寺まいり」の民話を分かりやすく紹介しています。 youtu.be 民話が転用され、こ…

49:51

教育と研究 わたしは不出来な大学生活を過ごし、大学よりも大学近くの雀荘の方が思い出深いです。ですので、大学の先生の授業は、ほとんど覚えていません。しかし有機化学の教授が授業で次のように話した言葉だけは、なぜか脳に焼き付いています。わたしは先…

GIGAスクール構想の不安

令和の二宮金次郎 昭和40年代、小学生のわたしは相模原市・南部(通称オダサガ)に住んでいました。当時、このエリアは大規模な団地の建設、宅地開発により急激な人口増加が起きてました。わたしの通っていた小学校の校舎は全ての児童を収めることが出来ま…

素因数分解とRSA

素因数分解を使った入試問題 中学の数学で勉強をした素数や素因数分解を覚えていますか? 忘れてしまった人はまずはこちらで復習してみましょう! 素数 youtu.be 素因数分解 youtu.be 素数を使った計算は高校入試の定番問題です。たとえば、今年(令和2年)…

学習と理由なき反抗

機械翻訳の進化 数年前、英語多読にハマり、年間60冊程度の洋書を読み漁りました。多読の効果により、英語の文を読むことへの抵抗感はほぼ無くなりました(話すことは出来ないですが・・・)。英語多読(SSS学習法)しかし、英語多読とは裏腹にビジネスに…

コンピュータ社会と認知的不協和

昭和の未来 わたしとドンピシャの世代、雑誌「昭和40年男(クレタパブリッシング)」の6月号増刊は「昭和が描いた俺たちの未来」という標題でした。これよりも前に別な出版社から「昭和ちびっこ未来画報(青幻社)」という文庫サイズの本が出ています。AI…