叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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2021-01-01から1年間の記事一覧

風を掴めば新しい未来がはじまる

ウィンドサーフィンの魅力 学生時代はウィンドサーフィンのサークルに所属し、週末の片瀬西浜がメインのゲレンデでした。因みに現在はウィンドサーフィンという呼称が浸透していますが、当時(1980年代)はボードセイリングと呼んでました。正確にはウインド…

心の余裕が質の高い仕事を生む

前回のブログでは、会社が社員にKPIに象徴される数値目標を定めて、馬車馬のように働かされる羽目になるのは「嫌だ!」と書きました。 www.three-wise-monkeys.com 今回は、情報漏洩の観点にたって、馬車馬として働く社員のリスクを考えたいと思います。 違…

そんなに頑張らないでいい

目標1327店 子どもの頃、気になっていたCMがありました。ヒグチ薬局の「目標1327店!」と、象に乗った社長が叫ぶCMです。「目標2000店」とか「目標1500店」だったら、イメージがつきますが、1327店という中途半端!?な値が、印象に…

DNSキャッシュポイズニング攻撃とは

パソコンの利用者がよく使うWebサイトにアクセスしているとします。しかし、無意識のうちに偽のWebサイトに誘導されるかもしれません。その脅威がDNSキャッシュポイズニング攻撃です。DNSはドメイン名(本サイトであれば、three-wise-monkeys.comです)をIP…

「応答せよ1997」と「トロイの木馬」

応答せよ1997 韓国ドラマの「応答せよ」シリーズは過ぎ去った時代を音楽と共に振り返る演出がされています。韓国に住んだことのないわたしもどこか懐かしさを覚えます。「応答せよ」シリーズは、作られた順に「応答せよ1997」「応答せよ1994」「応答せよ…

自然と一体になる頭のなか

前回のブログの続きです。 www.three-wise-monkeys.com 買ってくださったお客さまからの商いを最大化することをライフタイムバリュー(LTV)の最大化といいます。LTVとはLTV(Life Time Value)は「顧客生涯価値」と訳される。ある顧客が、特定の企…

QBハウスの日常性

サブスクの浸透と歩調をあわせるようにビジネス戦略として「カスタマーサクセス」という言葉がよく使われます。これを日本語に訳すと、顧客成功・・・顧客を成功に導くような意味合いでしょうが、何を言いたいのだか、よく分からない言葉です。そこで、カス…

「小さな世界」の全体最適(後半)

前回のブログでは、IT化プロジェクトで「全体最適化」という言葉を聞くと、イッツ・ア・スモールワールドの世界を連想すると書きました。 www.three-wise-monkeys.com 営業も開発も製造も経理も人事も、楽しいこともあれば、つらいこともあるそれぞれの部…

「小さな世界」の全体最適(前半)

コロナ禍になるまで、少なくとも年に一度は東京ディズニーリゾートに行ってました。特に毎年、9月~10月のディズニーハロウィーンは、仮装ファンの人気が高く、混雑は非常に激しいのですが、期待の高いイベントです。ディズニーはハロウィーン真っただ中…

より良いオペレーションの追求と全体最適

わたしは1999年にSAPコンサルタントの資格を取得しました。それ以降、会社業務の全体最適をIT化で推進することが、仕事の命題でした。いくつものIT化プロジェクトに参画して、業務改善による全体最適化を目指しました。しかし、100%の全体最…

S/MIMEと覗き見

どの会社でも電子メールの利用はあたりまえです。電子メールは何も対策をしないと、ネット上で盗聴されるのが心配です。盗聴でメールの内容を把握した攻撃者が、なりすましを行って相手にメールを送ることも心配です。そこで、メールの通信を暗号化をすれば…

SPFから考える「恕」

「なりすまし」対策のSPF 電子メールの「なりすまり」が横行しています。電子メールは送信元メールアドレスが自由に設定が出来るためです。「なりすまし」のような迷惑メールが増えると、メールの信頼性がさがります。この課題を解決する方法のひとつに、…

ミクロが織りなすITの進化

ミクロアドベンチャー かって、東京ディズニーランドに「ミクロアドベンチャー」というアトラクションがありました。これは、3Dメガネをかけて楽しむアトラクションでした。3D映像では、ザリンスキー博士が、物体の質量を変化させることが出来る装置を発明…

不確実な時代は不幸の最小化で

有効求人倍率に関する政府統計のポータルサイトを見ました。そして、年度毎の数値を棒グラフにしてました(下図)。 年度別有効求人倍率(パート除く)新型コロナ禍で有効求人倍率は下がってはいますが、想像よりも下がっていないようです。わたしが社会人に…

マクロかRPAか

西暦2000年問題とメリッサ 1999年、わたしが勤めていた会社の社内システムでいちばんの関心事は、Y2K(西暦2000年)問題でした。会社のメインフレームは、COBOLでコーディングされていましたが、年を定義(IDENTIFICATION DIVISION)するテー…

小林一茶の俳句と情報セキュリティの世界観

数年前から俳句を勉強しています。まだまだ拙い知識ですが、いい俳句としてよく書かれているのはー 自分の感情は書かない。どう感じるかは読み手に任せること。 短い言葉で、無限に広がる世界を表現すること。 と、されるようです。俳句を勉強するといいこと…

パスワードからパスフレーズへ

以前に努めていた会社はプライバシーマークを取得していました。わたしはその会社で「個人情報監査責任者」という役割でした。「個人情報監査責任者」は内部監査を指揮する役割で、個人情報保護管理者の仕事をチェックします。代表取締役や個人情報保護管理…

電磁波は危険!?

いまわたしは在宅勤務で、仕事の都合上3台のパソコンを立ち上げ、2つのスマホを身体のそばにおいてます。そして、仕事をしながら、ときどき不安になります。こんなに身の回りに通信機器を置いて、電磁波の影響を受けないのかなぁ。電磁波の健康被害はいろ…

糸電話と拡声器

有線と無線のセキュリティ パソコンの無線接続での利用が日常になったのは、それほど昔のことではありません。いまや会社内のどこにいても電磁波を送受信できますし、電源カフェも本当に増えました。通信速度も以前に比べると、格段に向上しました。オンライ…

「安全」の捉え方について

前回は安全在庫に関する投稿をしました。それを参考にして「安全」と「安心」の違いを書きました。 www.three-wise-monkeys.comところで「〇〇は安全」と言われると「〇〇は危険がない」と、同じ印象を持ちます。そのまま、受け止めるのでなく、以下に書いた…

在庫計画の科学と魔術

最近は政治家や評論家や経営者が、口をそろえて「安全安心(若しくは、安心安全)」という言葉を使う気がします。でも、安全と安心って、何が違うのか?分るような分からないような印象はありませんか?そもそも、安全と安心はセットでつなげて発信する言葉…

勇気のしるし

わたしは24時間戦う強靭なビジネスマンではありません。夜遊びにふける「5時から男」でもありません。かって、そういう時期があったかもしれないのですが、もう記憶のかなたです。1990代のあの頃、日本人は何故、あんなに仕事をして、何故あんなに遊…

パパの歌

テレワークは、都会に努めるサラリーマンが直面していた通勤地獄からの解放を促しました。また、今日のような台風が接近している状況では早々に出勤を取りやめ、テレワークに切り替えた会社も多いと思います。リアルで顔が見えないことから、同僚とのコミュ…

うっせぇわ

脳裏に焼き付く「うっせぇわ」 Adoさんが歌う「うっせぇわ」という曲が流行りました。一度、聞くと妙に脳裏に焼き付く、不思議な曲です。在宅ワークしながら「うっせーうっせー」と、ひとりつぶやくこともあり、ふとそれに気がついて「あれ!?ちょっと、自…

風に吹かれて

ボブ・ディランのオンラインコンサート(Shadow Kingdom)を観ました。日本では朝6時開始予定でしたが、10分弱遅れてのスタートでした。チケットを購入してから、今日のコンサートを楽しみにしていたのですが、もう80歳になるディランですので「ちゃん…

私の彼はサラリーマン

わたしが社会人になったのは、バブル真っただ中の1990年です。そして、就活生のころ、大企業は絶対に潰れないと思っていました。先輩からは、就職するなら各業界でベスト3の会社なら安泰だと言われました。当時の業界ベスト3といえばーーー銀行なら、第一…

購買の本質

サブスクが拡大しています。音楽、動画という馴染み深いサービスはもちろんですが、車、ファッション、食品、お花、教育、娯楽・・・あらゆる分野でサブスクサービスの参入が増えています。いま、まさに「サブスク全盛時代」の到来です。これにより、消費者…

アレクサとの会話

消費者がサブスク(商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組み)を契約するかしないかの判断基準は「価格と利用頻度のバランス」でしょう。 わたしは、月額 ¥1,490(スタンダードプラン)で、Netflixと契約しています。月額固定ですので、動画配…

「モノ」から「コト」の消費について

サブスクの勢いはどこまで広がるのでしょうか!?その分水嶺は、サブスクでモノが伴う消費の広がるかどうかだと思います。サブスクは、商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組みです。Netflixのような動画配信や、Amazon Musicのような楽曲配信サ…

クラウドとサブスク

昨年「愛の不時着」を観てから、すっかりNetflix漬けの生活となりました。わたしが契約しているのは「スタンダード」プランというもので月額は¥1,490です。Netflixの動画を一日も観ない日は、ほぼゼロなので、元は充分にとっています。 ちなみに、ヒョンビ…