叡智の三猿

~情報セキュリティで森羅万象を捉える~

「小さな世界」の全体最適(後半)

前回のブログでは、IT化プロジェクトで「全体最適化」という言葉を聞くと、イッツ・ア・スモールワールドの世界を連想すると書きました。 www.three-wise-monkeys.com 営業も開発も製造も経理も人事も、楽しいこともあれば、つらいこともあるそれぞれの部…

「小さな世界」の全体最適(前半)

コロナ禍になるまで、少なくとも年に一度は東京ディズニーリゾートに行ってました。特に毎年、9月~10月のディズニーハロウィーンは、仮装ファンの人気が高く、混雑は非常に激しいのですが、期待の高いイベントです。いまのディズニーはハロウィーン真っ…

より良いオペレーションの追求と全体最適

わたしは1999年にSAPコンサルタントの資格を取得しました。それ以降、会社業務の全体最適をIT化で推進することが、仕事の命題でした。いくつものIT化プロジェクトに参画して、業務改善による全体最適化を目指しました。しかし、100%の全体最…

S/MIMEと覗き見

どの会社でも電子メールの利用はあたりまえです。電子メールは何も対策をしないと、ネット上で盗聴されるのが心配です。盗聴でメールの内容を把握した攻撃者が、なりすましを行って相手にメールを送ることも心配です。そこで、メールの通信を暗号化をすれば…

SPFから考える「恕」

「なりすまし」対策のSPF 電子メールの「なりすまり」が横行しています。電子メールは送信元メールアドレスが自由に設定が出来るためです。「なりすまし」のような迷惑メールが増えると、メールの信頼性がさがります。この課題を解決する方法のひとつに、…

ミクロが織りなすITの進化

ミクロアドベンチャー かって、東京ディズニーランドに「ミクロアドベンチャー」というアトラクションがありました。これは、3Dメガネをかけて楽しむアトラクションでした。3D映像では、ザリンスキー博士が、物体の質量を変化させることが出来る装置を発明…

不確実な時代は不幸の最小化で

有効求人倍率に関する政府統計のポータルサイトを見ました。そして、年度毎の数値を棒グラフにしてました(下図)。 年度別有効求人倍率(パート除く)新型コロナ禍で有効求人倍率は下がってはいますが、想像よりも下がっていないようです。わたしが社会人に…

マクロかRPAか

西暦2000年問題とメリッサ 1999年、わたしが勤めていた会社の社内システムでいちばんの関心事は、Y2K(西暦2000年)問題でした。会社のメインフレームは、COBOLでコーディングされていましたが、年を定義(IDENTIFICATION DIVISION)するテー…

小林一茶の俳句と情報セキュリティの世界観

数年前から俳句を勉強しています。まだまだ拙い知識ですが、いい俳句としてよく書かれているのはー 自分の感情は書かない。どう感じるかは読み手に任せること。 短い言葉で、無限に広がる世界を表現すること。 と、されるようです。俳句を勉強するといいこと…

パスワードからパスフレーズへ

以前に努めていた会社はプライバシーマークを取得していました。わたしはその会社で「個人情報監査責任者」という役割でした。「個人情報監査責任者」は内部監査を指揮する役割で、個人情報保護管理者の仕事をチェックします。代表取締役や個人情報保護管理…

電磁波は危険!?

いまわたしは在宅勤務で、仕事の都合上3台のパソコンを立ち上げ、2つのスマホを身体のそばにおいてます。そして、仕事をしながら、ときどき不安になります。こんなに身の回りに通信機器を置いて、電磁波の影響を受けないのかなぁ。電磁波の健康被害はいろ…

糸電話と拡声器

有線と無線のセキュリティ パソコンの無線接続での利用が日常になったのは、それほど昔のことではありません。いまや会社内のどこにいても電磁波を送受信できますし、電源カフェも本当に増えました。通信速度も以前に比べると、格段に向上しました。オンライ…

「安全」の捉え方について

前回は安全在庫に関する投稿をしました。それを参考にして「安全」と「安心」の違いを書きました。 www.three-wise-monkeys.comところで「〇〇は安全」と言われると「〇〇は危険がない」と、同じ印象を持ちます。そのまま、受け止めるのでなく、以下に書いた…

在庫計画の科学と魔術

最近は政治家や評論家や経営者が、口をそろえて「安全安心(若しくは、安心安全)」という言葉を使う気がします。でも、安全と安心って、何が違うのか?分るような分からないような印象はありませんか?そもそも、安全と安心はセットでつなげて発信する言葉…

勇気のしるし

わたしは24時間戦う強靭なビジネスマンではありません。夜遊びにふける「5時から男」でもありません。かって、そういう時期があったかもしれないのですが、もう記憶のかなたです。1990代のあの頃、日本人は何故、あんなに仕事をして、何故あんなに遊…

パパの歌

テレワークは、都会に努めるサラリーマンが直面していた通勤地獄からの解放を促しました。また、今日のような台風が接近している状況では早々に出勤を取りやめ、テレワークに切り替えた会社も多いと思います。リアルで顔が見えないことから、同僚とのコミュ…

うっせぇわ

脳裏に焼き付く「うっせぇわ」 Adoさんが歌う「うっせぇわ」という曲が流行りました。一度、聞くと妙に脳裏に焼き付く、不思議な曲です。在宅ワークしながら「うっせーうっせー」と、ひとりつぶやくこともあり、ふとそれに気がついて「あれ!?ちょっと、自…

風に吹かれて

ボブ・ディランのオンラインコンサート(Shadow Kingdom)を観ました。日本では朝6時開始予定でしたが、10分弱遅れてのスタートでした。チケットを購入してから、今日のコンサートを楽しみにしていたのですが、もう80歳になるディランですので「ちゃん…

私の彼はサラリーマン

わたしが社会人になったのは、バブル真っただ中の1990年です。そして、就活生のころ、大企業は絶対に潰れないと思っていました。先輩からは、就職するなら各業界でベスト3の会社なら安泰だと言われました。当時の業界ベスト3といえばーーー銀行なら、第一…

購買の本質

サブスクが拡大しています。音楽、動画という馴染み深いサービスはもちろんですが、車、ファッション、食品、お花、教育、娯楽・・・あらゆる分野でサブスクサービスの参入が増えています。いま、まさに「サブスク全盛時代」の到来です。これにより、消費者…

アレクサとの会話

消費者がサブスク(商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組み)を契約するかしないかの判断基準は「価格と利用頻度のバランス」でしょう。 わたしは、月額 ¥1,490(スタンダードプラン)で、Netflixと契約しています。月額固定ですので、動画配…

「モノ」から「コト」の消費について

サブスクの勢いはどこまで広がるのでしょうか!?その分水嶺は、サブスクでモノが伴う消費の広がるかどうかだと思います。サブスクは、商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組みです。Netflixのような動画配信や、Amazon Musicのような楽曲配信サ…

クラウドとサブスク

昨年「愛の不時着」を観てから、すっかりNetflix漬けの生活となりました。わたしが契約しているのは「スタンダード」プランというもので月額は¥1,490です。Netflixの動画を一日も観ない日は、ほぼゼロなので、元は充分にとっています。 ちなみに、ヒョンビ…

私をみんなのなかのひとりではなく、私は私として対応して欲しい

経営革新の手段として、CRM(Customer Relationship Management)が注目され、それを多くの企業が取り入れたのは2000年以降です。CRMの本質はとてもシンプルでそれは、、私をみんなのなかのひとりではなく、私は私として対応して欲しい。という、顧客の心の…

SQLインジェクションとは

攻撃者(ブラックハッカー)はネットに存在する個人情報を狙うでしょう。そして、会社のCRMシステムは顧客情報を扱っていることから、攻撃者のターゲットになりやすいと思います。個人情報を狙う方法はいろいろですが、入力値を用いてSQL文を組み立てるアプ…

不協和音と危険なシステム

企業がCRM(Customer Relationship Management)を積極的に導入するようになったのは、2000年以降だと思います。IT革命により、各企業はITの活用による経営の革新を一気に進めようとしました。このとき、CRMはERP(Enterprise Resources Planning)…

パスワードはハッシュ化する

はじめて作った顧客管理システム わたしがはじめて、顧客管理のシステムを構築したのは1999年です。間近に迫るY2K問題(西暦2000年に世界中のシステムが障害を起こし、パニックになるかもしれない問題)を抱えた緊張のときでした。きっかけは、当…

「広告の会社、作りました」を読みました。

中村航さんの「広告の会社、作りました」を読みました。中村航さんの作品を読むのは「夏休み」「100回泣くこと」「あなたがここにいて欲しい」に続く、4冊目です。いままで読んだ中村さんの小説は、エンジニア的な感性の人が登場する印象がありました。本作…

ロミオとジュリエットとデート商法

消費者ホットライン 余り知られていないと思いますが、電話番号188は、消費者庁が設置している消費者ホットラインです。事業者と消費者で起きるトラブルの相談窓口として、全国に「消費生活センター」がありますが、消費者ホットラインは、全国共通の電話…

チャ・ウヌと、広告の「完全性」のセキュリティ

妻がいま、いちばん夢中になっている俳優はチャ・ウヌさんです。その笑顔が母性本能をくすぐると言っています。ウヌの新作ドラマは「女神降臨」です。Mネットで放映されている(残念ながら我が家では見れない)のですが、このドラマにあわせて雑誌にインタビ…