叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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四月に行きたいイタリアンレストラン(フレスコ)

美術館に入っていくような雰囲気のあるフレスコ(仲町台/横浜市・港北ニュータウン)は、池や遊歩道があるせせらぎ公園に隣接するイタリアンレストランです。

このお店は天井が高く、開放的で素敵な空間が魅力的です。

ここの人気メニューは「シェフのおまかせランチコース」です。

出だしのサラダのボリュームに圧倒されます!そこからパスタ、豚肩ロースのロースト、デザートがついた満腹感間違いなしの内容です。一品一品、ボリュームはあるのですが、味に妙なクセはありません。老若男女問わず、食べやすい食事だと思います。




このお店に隣接するせせらぎ公園は、桜の名所でもあり、四月はたいへん賑わいます。

花見と食事を堪能できる桜の季節が、いちばん輝きを放つお店といっていいと思います。

今年は三月にやや寒い日が続きました。最近は卒業式が花見のシーズンのイメージがありますが、今年は入学式のシーズンにいい花が咲くでしょう!

四月は多くの会社で新入社員を受け入れたり、別な部署からの異動を受け入れる時期です。

事務所の中もどことなく落ち着きがなくなります。

勝手を知らない新入社員や異動者がうろうろする事業所内は、ヒヨコがたむろする動物園の様相を呈するところもあるでしょう。

そんなそわそわした時期を狙って、組織の機密情報や個人情報を搾取しようとするオオカミがいます。

新入社員や異動者が多く事業所に入る四月は、ピギーバックの脅威が高くなる時期です。

ピギーバックは、入室権限を持った社員の後について不正な入室をする行為です。普段であれば、見知らぬ人が執務室にいたら、変に思うのが普通ですが、四月はその警戒心が薄れます。

そこに攻撃者がつけいる隙があります。

ピギー(piggy)は子ぶたのことです。バックですので子ぶたの背中を追う攻撃者を指します。子ぶたの後ろを追う動物といえば、「三匹の子ぶた」からオオカミをイメージしますね。

不正入室したオオカミがする可能性が高いのが、スキャベンジングと呼ばれる情報搾取です。

スキャベンジングは、ゴミ箱をあさり、ゴミとして捨てられた紙情報などから機密情報・個人情報を収集する行為です。

この言葉は、スキャベンジャー(Scavenger)から派生してます。スキャベンジャーは、動物の死骸を食べる動物たちです。ハゲワシやハイエナやカラスなどです。オオカミに類似するコヨーテもスキャベンジャーの代表格です。

死骸を食べると聞くと、気味の悪い動物ぽいですが、生態系的には全く悪いわけではありません。有害な細菌が増殖する前に死骸を消費することで、病気の蔓延を防ぐのに役立ちます。栄養素を生態系にリサイクルし、他の生物が利用できるようにします。もし、スカベンジャーがなければ、死んだ有機物が蓄積し、潜在的な健康被害や生態系の栄養素が不均衡になる可能性があります。

新入社員に向けた研修資料は、会社の事業戦略のほか、日常でアクセスするシステムのログイン手順などが記載されたものが多くあります。こうした情報はオオカミがのどから手がでるほど、欲しい情報です。

プリンターの脇にあるごみ箱には、印刷ミス、ドラフト版の研修用の資料が無造作に捨てられている可能性があるので、脅威です。

会社の機密情報を入手したオオカミが「水飲み場攻撃」を仕掛ける可能性も高まります。

水飲み場攻撃は、社員が頻繁にアクセスするサイトにマルウェアを仕込む攻撃を指します。いまは、新入社員に必要な教育を会社のポータルサイトを通じて提供する会社も増えてます。ここにマルウェアを仕込むことで、社員がそうとは知らずにURLをクリックすると、パソコンにマルウェアがダウンロードされ感染してしまうかもしれません。

水飲み場攻撃の名前は、オオカミなどの肉食動物が、水飲み場にやってきた鹿などの草食動物を狙うことからつけられています。攻撃者は自ら進んで攻撃せずとも、ひたすらターゲットが罠にかかるのを待っているイメージです。

情報セキュリティは、なぜか「動物」を意識した言葉が多いですね。

普段は馴染みのない「情報セキュリティ用語」ですが、動物をイメージすることで、記憶に入りやすいと専門家は考えたのでしょうね。


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