叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

ワークスタイル・ライフスタイル

「賢い医師生活」から学ぶコミュニケーションの大切さ

「いままで観た韓国ドラマで、何がいちばん良かったんだろう?」と、他人からみたらどうでもいい「自分のなかでのランキング」を考えるのが好きな性格です。もちろん、韓国ドラマに限ったことでなく、映画でも本でもアイドルでも音楽でも同じくランキングを…

好きなことを 好きなように 好きなだけ

わたしが常々、仕事について理想だと思う状態は ー 好きなことを 好きなように 好きなだけ やれることだと思っています。これは、仕事に限らないですね。趣味も勉強も同じです。他者から強制されて行う仕事はストレスが溜まりますし、モチベーションが持続し…

ジョブ型雇用とホワイトカラーエグゼンプションの亡霊

最近はどの会社も「ジョブ型雇用」なる用語を好んで使います。社員を雇用するにあたり、ジョブを特定することで、社員は専門職の仕事に集中しやすくなります。社員が自分のキャリアパスを描くにあたり「スキルを磨きやすい」「得意分野に集中しやすい」と思…

Simple is the best

わたし達、会社員はなんらかの組織に属しています。会社に於ける仕事の目標は、多くの場合、組織のリーダーから与えられます。しかし、社員の自立心があれば、特筆するべき目標を与えられなくても、自分で目標を設定して行動に移すことができます。そして、…

ITの浸透は日本人の自立をサポートする

仕事柄、ITエンジニアを希望する学生と話す機会が多々あります。わたし自身は社会人になって30年以上たつシニアですが、若い就活生と話すと、胃をきりきりさせながら、就職活動をしていたあの頃を思い出します。出来る限り、学生の立場にたって、就職の話を…

K-POPから考える自立的な会社員

昨年の NHK紅白歌合戦 は、3組のK-POP ガールズグループが含まれることでなにかと注目を集めました。その3組とは、TWICE、IVE、LE SSERAFIM です。K-POP アイドルグループはデビュー年を基準として現在は4つの世代に分けて語られることが多いです。今回、紅…

この天からの災いから身を守って欲しいと願いました

はてなのサービスを使って、このブログ(叡智の三猿)をはじめたのは 2020年の3月です。この時期はコロナ禍によるパンデミックのはじまりです。仕事は急遽、テレワーク中心となりました。街に人が出ることが制限され、この状況下でビジネスが継続できるのか…

人はなぜ、自分の思い を綴りたいと考えるんだろう?

「人はなぜ、自分の思い を綴りたいと考えるんだろう?」誰もが 日々の暮らしのなかで、楽しかったこと、辛かったこと、腹が立ったこと・・・を言葉で表現したいと思っているに違いありません。子どもの頃は、年末を迎えると「来年は日記を書こう!」と、日…

行こ飲み屋 カルーアあーるか 闇の恋

わたしはすこぶるお酒に弱いのですが、テレワークになってから、週に半分は宅飲みしています。宅飲みだと、居酒屋に行くよりもはるかに安上がりで済みます。深夜、家族が寝静まったあと、ひとりリビングで飲むお酒は格別の癒しです。ただ、アルコール耐性力…

もう一度、自分を作り直す

わたしにとっての2022年を言葉で示すとー「もう一度、自分を作り直す」という感じでした。というのは、昨年の終わり自分にとっては大きな病気をして、入院・手術を経験しました。それまで大きな病気をすることなく、入院の経験もなかったので、インパクトの…

信頼はするけど信用しない

情報セキュリティのネットワーク対策の根幹となる考え方は、組織のネットワークの外側(インターネット)と内側(社内ネットワーク)、そしてDMZ(非武装地帯)とよばれる中間層を設けて、外部からの侵入を拒否することです。ネットワークに境界を設けること…

チェーンストアと個店

今日のランチは(も)マクドナルドでした。マクドナルドはわが家から徒歩2分の場所にあるので、テレワークのランチで重宝します。マクドナルドで連想するのは、むかし「スーパーサイズ・ミー」というアメリカのドキュメンタリー映画を見たことです。これは…

年功序列と成果主義を通じて

わたしが新卒で入社した会社は、2万人の社員を抱えるメーカーでした。配属は社内の情報システム部門です。わたしがいる部屋には、50人程度の社内SEが在籍していました。配属されてまず驚いたのは課長が8名もいたことです。課長の下には1名から3名の係長…

イノベーションへの期待とセキュリティの脅威のジレンマ

人材流動化が活発なIT業界 新聞、ビジネス雑誌、ネットで「人材(雇用)の流動化」が促進すると、事業は進展し、新たなイノベーションも期待できるという意見を多く見ます。ただ、日本はそういうエネルギーに乏しく、昭和の終身雇用を前提にした雇用体系が…

コンピュータ化されたみらいの人間像

わたしはずっとIT業界で仕事をしているのですが、この仕事が社会のために役立っているのか疑問を感じることがあります。ITの仕事は、とどのつまり、人間が行っている仕事をコンピュータに置き換えることです。コンピュータ化されることで、確かに仕事は…

セキュリティの仕事とカルーアミルク

「セキュリティ人材の3人に1人は職種を変えたがっている」と書かれた記事をみたとき、妙に納得しました(笑)。 サイバーセキュリティの分野から離れたいと考える理由には、やりたかった仕事は既に全てやったという満足感や、燃え尽き症候群、給与額に対する…

関心の分離

物事を決められない人って、あなたの周りにもいると思います。一緒にレストランに入っても、いつまでもメニューを決められないとか・・・決断できず行動までに時間がかかる人です。課題に直面したとき、あれもこれもと考えてしまうことで、スッキリした解決…

テレワークで生産性は落ちる?

ITの世界で使われる概念だと思っていた密結合と疎結合は、コロナによって現実社会でも否応なしに意識することとなりました。2020年の漢字は「密」であり「3密」は、同じ年の新語・流行語大賞です。ITの世界と同様、現実社会でも、密は回避することが望…

ワーケーションという死語

コロナ禍で旅行が困難になったとき「ワーケーション」がブームになると思われました。ワーケーションとは仕事と休暇を両立する新しい働き方ということで、Work と Vacation を組み合わせた造語です。テレワークを活用し、リゾート地や観光地等で余暇を楽しみ…

「連絡や情報共有はメールや電子掲示板で済ませるべし」という考え方について

日本は先進国のなかでも労働生産性が低い国とされています。 OECDデータに基づく2019年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、47.9ドル(4,866円/購買力平価(PPP)換算)。米国(77.0ドル/7,816円)の約6割の水準に相当し、順位はO…

テレワークと1on1

わが家は共稼ぎです。わたしは2000年代にできたIT会社に勤め、妻は伝統ある大手の保険会社に勤めています。コロナ禍を契機として夫婦ともにテレワークとなりました。そして、わたしの勤める会社はコロナが収まってもテレワークが続きました。しかし、妻の勤…

リアルとネットにあふれる「誹謗・中傷」

飲み会もすっかりオンラインになりました。これもニューノーマルのひとつですね。いまはレストランの宅配サービスも充実しているので、離れていても同じ料理を食べながら会話ができます。これである程度の一体感も味わえます。 オンライン飲み会オンライン飲…

IPアドレスによる接続制限

クラウドサービスにMFA(多要素認証)を適用する動きはこれからも広がっていくでしょう。それは、巨大クラウドサービスである、Salesforceが MFA(多要素認証) の使用を必須条件にしたことに象徴されます。長引くコロナ禍でテレワークが加速しました。政府…

総論賛成、各論反対

レジ袋が有料化になって2年近くがたとうとしています。有料化になった当初はAmazonで良さそうなデザインのエコバッグをリサーチして楽しんでいましたが、いまはスーパーやコンビニで買い物をする際にエコバッグを持参することはあまりありません。ですので…

ITエンジニアの仕事と謝罪の影響

以前のブログでわたしは、謝罪はITエンジニアの仕事をする上で避けて通れない仕事だと書きました。www.three-wise-monkeys.comしかし、謝罪はしなければしないに越したことがないと思います。今回は謝罪がITエンジニアの仕事をするうえで、問題になるこ…

「2025年の崖」まであと3年

経済産業省が発信した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」では、DX推進の必要性を「2025年の崖」という強い表現を用いて解説しています。※「2025年の崖」の概要はこちらを参照ください。 www.three-wise-monkeys.com…

むかしといまのほうれんそう

仕事をIT化することで、効率化されますが、果たして仕事の目的が成就するのか疑問に思うことがあります。その例として職場のほうれんそう(報連相)を挙げます。説明するまでもなく、ほうれんそうは「報告・連絡・相談」の頭文字をとった用語です。仕事に…

風を掴めば新しい未来がはじまる

ウィンドサーフィンの魅力 学生時代はウィンドサーフィンのサークルに所属し、週末の片瀬西浜がメインのゲレンデでした。因みに現在はウィンドサーフィンという呼称が浸透していますが、当時(1980年代)はボードセイリングと呼んでました。正確にはウインド…

パパの歌

テレワークは、都会に努めるサラリーマンが直面していた通勤地獄からの解放を促しました。また、今日のような台風が接近している状況では早々に出勤を取りやめ、テレワークに切り替えた会社も多いと思います。リアルで顔が見えないことから、同僚とのコミュ…

うっせぇわ

脳裏に焼き付く「うっせぇわ」 Adoさんが歌う「うっせぇわ」という曲が流行りました。一度、聞くと妙に脳裏に焼き付く、不思議な曲です。在宅ワークしながら「うっせーうっせー」と、ひとりつぶやくこともあり、ふとそれに気がついて「あれ!?ちょっと、自…