叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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ワークスタイル・ライフスタイル

もう一度、自分を作り直す

わたしにとっての2022年を言葉で示すとー「もう一度、自分を作り直す」という感じでした。というのは、昨年の終わり自分にとっては大きな病気をして、入院・手術を経験しました。それまで大きな病気をすることなく、入院の経験もなかったので、インパクトの…

信頼はするけど信用しない

情報セキュリティのネットワーク対策の根幹となる考え方は、組織のネットワークの外側(インターネット)と内側(社内ネットワーク)、そしてDMZ(非武装地帯)とよばれる中間層を設けて、外部からの侵入を拒否することです。ネットワークに境界を設けること…

チェーンストアと個店

今日のランチは(も)マクドナルドでした。マクドナルドはわが家から徒歩2分の場所にあるので、テレワークのランチで重宝します。マクドナルドで連想するのは、むかし「スーパーサイズ・ミー」というアメリカのドキュメンタリー映画を見たことです。これは…

年功序列と成果主義を通じて

わたしが新卒で入社した会社は、2万人の社員を抱えるメーカーでした。配属は社内の情報システム部門です。わたしがいる部屋には、50人程度の社内SEが在籍していました。配属されてまず驚いたのは課長が8名もいたことです。課長の下には1名から3名の係長…

イノベーションへの期待とセキュリティの脅威のジレンマ

人材流動化が活発なIT業界 新聞、ビジネス雑誌、ネットで「人材(雇用)の流動化」が促進すると、事業は進展し、新たなイノベーションも期待できるという意見を多く見ます。ただ、日本はそういうエネルギーに乏しく、昭和の終身雇用を前提にした雇用体系が…

コンピュータ化されたみらいの人間像

わたしはずっとIT業界で仕事をしているのですが、この仕事が社会のために役立っているのか疑問を感じることがあります。ITの仕事は、とどのつまり、人間が行っている仕事をコンピュータに置き換えることです。コンピュータ化されることで、確かに仕事は…

セキュリティの仕事とカルーアミルク

「セキュリティ人材の3人に1人は職種を変えたがっている」と書かれた記事をみたとき、妙に納得しました(笑)。 サイバーセキュリティの分野から離れたいと考える理由には、やりたかった仕事は既に全てやったという満足感や、燃え尽き症候群、給与額に対する…

関心の分離

物事を決められない人って、あなたの周りにもいると思います。一緒にレストランに入っても、いつまでもメニューを決められないとか・・・決断できず行動までに時間がかかる人です。課題に直面したとき、あれもこれもと考えてしまうことで、スッキリした解決…

テレワークで生産性は落ちる?

ITの世界で使われる概念だと思っていた密結合と疎結合は、コロナによって現実社会でも否応なしに意識することとなりました。2020年の漢字は「密」であり「3密」は、同じ年の新語・流行語大賞です。ITの世界と同様、現実社会でも、密は回避することが望…

ワーケーションという死語

コロナ禍で旅行が困難になったとき「ワーケーション」がブームになると思われました。ワーケーションとは仕事と休暇を両立する新しい働き方ということで、Work と Vacation を組み合わせた造語です。テレワークを活用し、リゾート地や観光地等で余暇を楽しみ…

「連絡や情報共有はメールや電子掲示板で済ませるべし」という考え方について

日本は先進国のなかでも労働生産性が低い国とされています。 OECDデータに基づく2019年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、47.9ドル(4,866円/購買力平価(PPP)換算)。米国(77.0ドル/7,816円)の約6割の水準に相当し、順位はO…

テレワークと1on1

わが家は共稼ぎです。わたしは2000年代にできたIT会社に勤め、妻は伝統ある大手の保険会社に勤めています。コロナ禍を契機として夫婦ともにテレワークとなりました。そして、わたしの勤める会社はコロナが収まってもテレワークが続きました。しかし、妻の勤…

リアルとネットにあふれる「誹謗・中傷」

飲み会もすっかりオンラインになりました。これもニューノーマルのひとつですね。いまはレストランの宅配サービスも充実しているので、離れていても同じ料理を食べながら会話ができます。これである程度の一体感も味わえます。 オンライン飲み会オンライン飲…

IPアドレスによる接続制限

クラウドサービスにMFA(多要素認証)を適用する動きはこれからも広がっていくでしょう。それは、巨大クラウドサービスである、Salesforceが MFA(多要素認証) の使用を必須条件にしたことに象徴されます。長引くコロナ禍でテレワークが加速しました。政府…

総論賛成、各論反対

レジ袋が有料化になって2年近くがたとうとしています。有料化になった当初はAmazonで良さそうなデザインのエコバッグをリサーチして楽しんでいましたが、いまはスーパーやコンビニで買い物をする際にエコバッグを持参することはあまりありません。ですので…

ITエンジニアの仕事と謝罪の影響

以前のブログでわたしは、謝罪はITエンジニアの仕事をする上で避けて通れない仕事だと書きました。www.three-wise-monkeys.comしかし、謝罪はしなければしないに越したことがないと思います。今回は謝罪がITエンジニアの仕事をするうえで、問題になるこ…

「2025年の崖」まであと3年

経済産業省が発信した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」では、DX推進の必要性を「2025年の崖」という強い表現を用いて解説しています。※「2025年の崖」の概要はこちらを参照ください。 www.three-wise-monkeys.com…

むかしといまのほうれんそう

仕事をIT化することで、効率化されますが、果たして仕事の目的が成就するのか疑問に思うことがあります。その例として職場のほうれんそう(報連相)を挙げます。説明するまでもなく、ほうれんそうは「報告・連絡・相談」の頭文字をとった用語です。仕事に…

風を掴めば新しい未来がはじまる

ウィンドサーフィンの魅力 学生時代はウィンドサーフィンのサークルに所属し、週末の片瀬西浜がメインのゲレンデでした。因みに現在はウィンドサーフィンという呼称が浸透していますが、当時(1980年代)はボードセイリングと呼んでました。正確にはウインド…

パパの歌

テレワークは、都会に努めるサラリーマンが直面していた通勤地獄からの解放を促しました。また、今日のような台風が接近している状況では早々に出勤を取りやめ、テレワークに切り替えた会社も多いと思います。リアルで顔が見えないことから、同僚とのコミュ…

うっせぇわ

脳裏に焼き付く「うっせぇわ」 Adoさんが歌う「うっせぇわ」という曲が流行りました。一度、聞くと妙に脳裏に焼き付く、不思議な曲です。在宅ワークしながら「うっせーうっせー」と、ひとりつぶやくこともあり、ふとそれに気がついて「あれ!?ちょっと、自…

「広告の会社、作りました」を読んで

中村航さんの「広告の会社、作りました」を読みました。中村航さんの作品を読むのは「夏休み」「100回泣くこと」「あなたがここにいて欲しい」に続く、4冊目です。いままで読んだ中村さんの小説は、エンジニア的な感性の人が登場する印象がありました。本作…

雷サージ

子どもの頃、わたしは変な趣味がありました。朝早く起きて、放映の開始されていないテレビを見るのを楽しみにしていたのです。放映が開始されていないテレビはこのような砂嵐が画面に表示されます。 砂嵐はテレビがアナログ放送の電波(電磁波)を正常に受信…

テレワーク革命

無くなった大阪出張 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の世界的な蔓延に伴い、感染症対策の一環としてニューノーマルな働き方の一つであるテレワークが推奨されました。テレワークはわたし達の働き方を根本的に変える革命です。わたしは大阪への出張が…

スピードとスロー

適正な車間距離 車を運転する際、車間距離は速度と同じメートル数をあけるようにと言われますね。 時速40キロなら40メートル 時速80キロなら80メートル という具合です。ただ、これだけの車間距離をとれば絶対に安全かといういうと、そうでもなさそ…

覗き見防止フィルター

コワーキングスペースはフリーアドレス形式で利用するのが一般的です。会員制ですが、多数の見知らぬ人が同じ空間を利用するため、当然ながら会社のオフィスよりもセキュリティ上の不安があります。ただ、コワーキングスペースはIT系のビジネスマンの利用…

動的ロック

飲食店やアパレル店は厳しい経営に置かれました。経営の厳しい店舗は撤退を余儀なくされました。その空きテナント代わりに入ってきているのが、コワーキングスペースです。在宅勤務が、会社から推奨されていますが、なかにはプライベートと仕事の線引きがう…

支配と抵抗

日本の会社の多くは年度末で慌ただしい日々を送っています。年度末の慌ただしい仕事のひとつに査定による定期昇給の実施があります。平社員であれば、査定される側ですので、仕事としての意識はないでしょう。しかし、管理職であれば部下の査定は必須業務で…

「転職」を目的とした不正行為

先日「ソフトバンク」の5Gに関する営業秘密情報を不正に持ち出したとされ「不正競争防止法」違反で、楽天モバイルに「転職」した男性を逮捕するニュースがありました。容疑者はソフトバンクの無線基地局の情報ファイルを社内のサーバーから、私用メールに…

SNSで日常生活に潤いを!?

前回のブログでも書きましたが、SNSは不適切な使い方をすると、誰かを傷つける可能性があります。そして、誰かに傷つけられる可能性があります。それを理解したうえで、正しいSNSの使い方をしたいと思います。 www.three-wise-monkeys.com ひとことで…