叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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好きなことを 好きなように 好きなだけ

わたしが常々、仕事について理想だと思う状態は ー

  1. 好きなことを
  2. 好きなように
  3. 好きなだけ

やれることだと思っています。

これは、仕事に限らないですね。趣味も勉強も同じです。

他者から強制されて行う仕事はストレスが溜まりますし、モチベーションが持続しません。自分の脳のなかにある「内発的な動機付け」を伴わない行為は、喜びを感じません。

生きていくうえでいちばん大切なのは、お金より時間だと思います。

人の一生は定めがあるので、生きている時間にどれだけ、好きなことが出来るかが大切だと思います。

子どもの頃からその感覚を持っていました。

ちなみに「好きなこと」を無理して極める必要は無いと思います。むしろ、「好きなこと」が時の流れで変わるのが自然だと思います。幼少のときは、見るのを楽しみにしていた「アンパンマン」をいつしか、見なくなるのは当たり前のことと一緒です。

確かに「好きなことを極める」ことが出来れば、本人は幸せだと思うし、周りもスゴイと思うでしょう。

多数の本やWebサイトで「好きなことを極める」ことを推奨していますが、わたしは選択肢の多い、生き方の方が好きです。価値観は人それぞれで、周りの空気に合わせる必要はありません。

だから、誰しもが いま ー

  1. 好きなことを
  2. 好きなように
  3. 好きなだけ

やれるような社会が、究極の理想だと思います。

よく経営に必要な3大資源として、「ヒト・モノ・カネ」と言われますが、個人に於いてもそれは同じです。

すなわち、好きなことをするには ー

  • ヒト:体力・気力があること(健康が維持されていること)
  • モノ:好きなことができるのに必要な生活環境があること
  • カネ:好きなことができるのに必要な財産があること

が備わっている方がいいです。

だから、人を傷つけることや、不正な手段で金品を奪うことは、相手の好きなことをする機会を奪うので、絶対駄目です。

しかし、社会にはたくさんの脅威があります。それが、わたし達が好きなことをするのを邪魔しようとします。

そして、残念ながら脅威を完全に無くすことは出来ません。可能な範囲で、自分のことは自分で守るべく、知識を持って対策をしていく必要があります。

情報セキュリティ分野で、いちばん知られる脅威は「詐欺」です。誰しもが聞いたことのある犯罪行為です。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)によると、フフィッシングィッシング詐欺は、公的機関や金融機関、ショッピングサイト、宅配業者等の有名企業を騙るメールや SMS(ショートメッセージサービス)を送信し、正規のウェブサイトを模倣したフィッシングサイト(偽のウェブサイト)へ誘導することで、認証情報やクレジットカード情報、個人情報を入力させ詐取する手口としています。

フィッシング詐欺の例

蛇足ですが、フィッシングというと、魚釣りを連想すると思います。

だから、フィッシング詐欺とは、情報を魚にたとえ、釣り人を攻撃者にたとえた情報の搾取だと思うはずです。

それで、間違ってないのですが、魚釣りは英語で、fishingですが、フィッシング詐欺のフィッシングは英語で、phishingです。

「f」が「ph」になっている理由は、洗練されたという意味の「sophisticated」を組み合わせたからだとされています。

フィッシングメールは、Amazonや国税庁を名乗る団体からが多いです。

確定申告を意識するこの時期は、国税庁からメールが来たら、ちょっとビビッてしまうかもしれませんね・・・。

とにかく金品を要求するメールは「フィッシング詐欺」を疑うことが第一です。

次の3つは呪文のように覚えておきましょう。

  1. メールの差出人を信じない
  2. メールの内容を信じない
  3. メールのリンクをクリックしない

下記はわたしが昨年の12月に、国税庁を名乗る団体から受信したフィッシングメールです(メーラーはヤフーメール)。

フィッシングメール例

このメールは本文をしっかり読めば、ところどころに変な日本語があるので、あきらかに詐欺だと分かります。

しかし、タイトルを見て焦ってしまう人もいるはずです。気が動転し、本文を熟読することなく、リンク先をクリックしてしまう可能性は捨てきれません。リンク先を閲覧しただけで、パソコンに不正なプログラムを仕込む可能性もあるので、絶対にリンクをクリックしてはいけません。