キーロガーは、システムの動作テストや自動実行のためにキー入力情報を記録するソフトウェアです。パスワードやクレジットカード番号などの機密情報を盗むために悪用されることがあります。ただ、キーロガー自体が悪意あるものとは限らず、子どものネット利用監視など、正当な目的をもって使用される場合もあります。
キーロガーの悪用例はどれか。
~「基本情報技術者・平成27年春期」より
ア | 通信を行う2者間の経路上に割り込み,両者が交換する情報を収集し,改ざんする。 |
イ | ネットバンキング利用時に,利用者が入力したパスワードを収集する。 |
ウ | ブラウザでの動画閲覧時に,利用者の意図しない広告を勝手に表示する。 | エ | ブラウザの起動時に,利用者がインストールしていないッールバーを勝手に表示する。 |
答え:イ
キーロガーは、システムの動作テストや自動実行のためにキー入力情報を記録するソフトウェアです。キーロガー自体は利用者が正当に利用する分には問題ありません。しかし、キーロガーの悪用として、他人のパソコンにこっそりバックドアを仕掛け、パスワードやクレジットカード情報などを収集されることがあります。