叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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「昭和40年男」の記憶

商店街で買い物をする

わたしは幼少期だった1970年代、駅から歩いて20分くらいにある団地に住んでました。駅から団地までは商店街があります。当時はとても賑わってました。昼の商店街は母子連れや、お母さん買い物客が、八百屋さんだったり魚屋さんにいて、店の人と声をか…

ターンテーブルにレコードを載せる

消滅すると思われていたアナログレコードですが、数年前から人気が復活しているようです。下記は日本レコード協会の公開資料を元に最近、10年のCD(アルバム)とLPの生産推移をグラフ化してみたものです。CDとLPではそもそもの生産数量にかい離があるので、…

怪人のソーシャルエンジニアリング

子どもの頃、学校の図書室に「怪人二十面相」や「怪盗ルパン」があり、夢中になって読んだものです。 そのころ、東京中の町という町、家という家では、ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば、まるでお天気のあいさつでもするように、怪人「二十面相」のうわ…

「団地のふたり」を見ながら「いいところも悪いところも知ってる」という言葉について思うこと

NHK「団地のふたり」を楽しく見てます。団地で生まれた幼なじみのノエチ(小泉今日子)と奈津子(小林聡美)。いまでは50代になったふたりも昭和の団地では小娘!?の部類です。都会でありながら、お互い助け合うコミニュティは田舎を彷彿とさせます。わた…

ぬかるみの世界

かっての同僚と有楽町にある「千房(ちぼう)」でお好み焼きを食べに行きました。仕事で関わっていたのは20代の頃でした。30年以上前の出来事も鮮明な記憶があります。いまでも交流の場あるのは、嬉しい限りです。宴もラストになり、同僚が注文したのは…

CDNの最適な配置で高速化を確保する

昨日は義父の法要で、横浜にある霊園で親族で集まりました。そのあと、親族で新横浜プリンスホテルにある「トップ オブ ヨコハマ 鉄板焼&ダイニング」にて、ステーキランチを堪能しました(とても美味しい!と思いました)。レストランのある41階の窓から…

みんなでシェアするイタリアン(カプリチョーザ)

あぁ、懐かしいカプリチョーザ!!カプリチョーザは、昨年、近所のノースポートモール(横浜市営地下鉄 センター北駅/横浜市)にオープンしたカジュアルなイタ飯レストランです。バブル真っただ中の1990年、わたしは社会人の1年目で、世の中は空前のイ…

身体とコンピュータが融合されたら?

IoTは不可逆的にわたし達の生活に浸透していくでしょう。しかし、IoTが情報セキュリティのリスクを多く抱えてる状況は改善されてません。IoTデバイスをターゲットとしたサイバー攻撃は、パソコンやスマホに対する攻撃よりも、深刻な状況を招きます。そもそも…

5ヶ月遅れの「ノストラダムスの大予言」

企業に於ける情報セキュリティのインシデントが増えたのは、2000年以降です。1990年代にもインシデントは発生していましたが、2000年代に比べるとその数ははるかに少ないです。2000年に入って、インシデントが増えたのは、ITシステムの使われ方が、1990年代…

ショッピングセンターにある貴重なタイ料理のお店(メコン)

タイ料理はすっかり日本に浸透しています。でも、港北ニュータウンでは本格的なタイ料理のレストランに巡り合うのは難しそうです。タイ料理の魅力は香辛料やハーブを多用することで、辛みはもちろんですが、そこに酸味や甘みが混ざり合い、多彩な味が口のな…

失敗したラーメンテーマパークの跡地から(麺屋 空海)

むかしむかし、センター北駅(横浜市)に隣接する「ショッピングタウンあいたい」の 3階 には「ラーメン甲子園」と呼ばれる、ラーメンのテーマパークがありました。このテーマパークでは、全国からラーメン店を7店誘致し、半年単位でもっとも売上のいいお…

情報システム部門の立ち位置と経営戦略

わたしが社会人になったのは 1990年 です。新卒で入社した会社の採用担当の方からーーこれからは「情報」の時代だよ。と、いう話がきっかけとなり、わたしは学生時代にまったく縁が遠いものと思っていた「情報システム部門」に配属されました。当時、IT業界…

カプサイシンで脳を刺激する(四川料理 麻哥)

わたしは辛い物が好きです。きっかけは、浪人時代(1984年)に巡り合った「カラムーチョ(湖池屋)」です。いまでも続くロングセラーですが、この商品こそ、辛い物ブームを巻き起こした画期的なスナック菓子だと思います。浪人中、わたしの勉強机には常にカ…

ITエンジニアのキャリアパス

わたしが大学を卒業して、会社員になったのは 1990年です。当時は IT(Information Technology) という言葉は一般的ではありませんでした。わたしが入社した会社は、繊維・化学系メーカーなのですが、わたしが配属されたのは、コンピュータ部門でした。わた…

テキストマイニングで、2023年のブログをふりかえりました

2023年もあっという間に終わります。1年は早いと毎年、思うのですが、その早さは歳を重ねる毎に加速しているような気がします。今年1年、わたしが投稿したブログを「ユーザーローカル テキストマイニング(https://textmining.userlocal.jp/)」というツー…

良いものを作れば売れるのではなく、売れるものが良いものである

バブルの崩壊を実感したのは、1992年の夏です。勤務していた会社は、それまで大量採用を行い、わたしもバブル入社組のひとりですが、一気にリストラの嵐がきました。わたしは子会社への転籍辞令を受けました。バブル時代、都内グルメの中心だった「イタ飯」…

高付加価値が顧客満足につながっていたころ

わたしがまだ、新入社員だったとき(30年前の1990年!!)、先輩社員が今後、わたしが仕事で関わりを持つであろう、部門の方々との顔合わせと、それぞれの部門がどんな仕事をしているかを教えて頂くミーティングを設定して頂きました。わたしの配属は情報シ…

資生堂とカネボウのCM合戦

「情報を共有する」という行動は、インターネット文化の象徴です。それは、マーケティングの変革をもたらしました。わたしが学生時代(昭和)に学んだマーケティングの授業は、消費者への購買行動をAIDMA(アイドマ)と呼ばれるモデルで紹介されるところから…

新人研修とケンタ君

わたしが社会人になったのは1990年です。バブル絶頂期のこの時代、日本の会社はいまよりずっと余裕がありました。大企業は、スキルの無い、新入社員の研修をしっかり行い、育成して戦力として活用する姿勢がにじみ出ていました。なかには「10年ただ飯論」を…

情報セキュリティは理系の学問!?

わたしの大学時代は1980年代後半なのですが、この時代、大学で「情報セキュリティ」を学ぶという概念は無かったと思います。もしかしたら、わたしの認識不足で、本当は学問として「情報セキュリティ」というのが、当時からあったのかもしれませんが、教…

日本企業の人事部は、それほど閉鎖的ではありません

雇用の流動化により、人材が企業間を移動することで産業が発展し、雇用市場の活性化につながると期待されています。典型的な日本企業の雇用形態は、メンバーシップ型雇用といわれます。これは、年功序列、終身雇用を前提とした雇用形態です。しかし、メンバ…

たまごの価格と集中と分散の情報セキュリティ

幼少期(昭和40年代~50年代前半)に住んでた相模原(いまの南区)はとても養鶏場の多い地域です。とくに麻溝台付近は目いっぱいに養鶏場がひろがり、その強烈な臭い(牧場の牛よりはるかに強い)はいまでも記憶の片隅にあります。卵はスーパーマーケットで1…

スマホのない青春 ①

DX(デジタルトランスフォーメーション)を提唱した、スウェーデンの大学教授、エリック・ストルターマン氏はこういいます。情報技術の浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる。DXの理念はとても深いと思います。わたしたち、ITエンジニ…

新聞とスマホとサイボーグと

4月、新しい生活がはじまる時期ですね。わたしのテレワークはまだ続きますが、今日から息子は大学生になりました。1990年、わたしが会社員になった頃、自宅がある日野から会社のある赤坂への京王線と丸の内線はいつも満員でした。通勤快速は痛勤怪速と揶揄さ…

社員が使うコンピュータと、お客さまが使うコンピュータ

仕事で成功するには、「コミュニケーションをとって、お互いの特性をよく知り、共に満足して信頼関係を深めることが大事」と、「まぁ、当たり前のことだよね〜」ということをわたしはブログによく書きます。お客様相手のサービス業なら、客とのコミュニケー…

ジョブ型雇用とホワイトカラーエグゼンプションの亡霊

最近はどの会社も「ジョブ型雇用」なる用語を好んで使います。社員を雇用するにあたり、ジョブを特定することで、社員は専門職の仕事に集中しやすくなります。社員が自分のキャリアパスを描くにあたり「スキルを磨きやすい」「得意分野に集中しやすい」と思…

ドナルド・マクドナルドはどこに行った?

はじめて、マクドナルドに行ったのは1973年です。当時「味なことやるマクドナルド」というキャチコピーを使ったCMが流れました。マスコットキャラクターのドナルド・マクドナルドが店舗にたち、子どもがドナルドを取り囲む映像でした。小学校低学年のわたし…

人はなぜ、自分の思い を綴りたいと考えるんだろう?

「人はなぜ、自分の思い を綴りたいと考えるんだろう?」誰もが 日々の暮らしのなかで、楽しかったこと、辛かったこと、腹が立ったこと・・・を言葉で表現したいと思っているに違いありません。子どもの頃は、年末を迎えると「来年は日記を書こう!」と、日…

SNSでの誹謗・中傷と、メトロン星人からのメッセージ

SNSの利用が一般化して長い年月が経過しましたが、誹謗・中傷問題(特にイーロン・マスク氏が辞任かで揺れるTwitter)は相変わらずです。匿名性の高いSNSでは、被害者が加害者を特定するのに手間がかかります。被害者が加害者を特定しようとした場合「プロバ…

平和をもたらす月光仮面が必要なのでしょうか!?

2022年、世界の情報セキュリティ事件でもっとも印象にあるのは、ロシアによるウクライナ侵攻をきっかけとして、国際ハッカー集団「アノニマス」によるロシアへの攻撃を世界が注目したことです。この戦闘は、通常兵器とサイバー攻撃を交えた「ハイブリッド戦…