叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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BPM(ビジネスプロセスマネジメント)

経営革新の幻想とコンサルティングの役割

コンサルタントを目指す学生はむかしも今も多くいます。特に入学偏差値の高い大学では、コンサル志望の学生が多い傾向があるようです。仕事選びに関するあらゆるデータを集め、見える化を行っているワンキャリアの調査を見ると、2025年に東大を卒業する予定…

大人がくつろぐカフェサロン(ソンジン)

スタバやタリーズに代表されるアメリカ産のカフェチェーンが浸透している街が多くあります。わたしの住む街(港北ニュータウン/横浜市)も例外ではありません。スタバもタリーズもいいお店なのは分かるのですが、どの街に行っても同じ光景を目にしても、街…

マニュアルからオペレーション・エクセレンスへ

2月に投稿した記事では「仕事と趣味」の関係について書きました。www.three-wise-monkeys.comこの記事で仕事と趣味の関係を集合でこうあらわしてます。 仕事と趣味の関係仕事と趣味は完全に別物ではなく、共通部分があることを言いたいのですが、この共通部…

無駄話が仕事になる

下記は内閣府(男女共同参画局)ホームページに掲載されている、OECD(経済協力開発機構)が2020年にまとめた生活時間の国際比較データです。同ホームページでは、日本と諸外国を比較して、以下の特徴があることを述べてます。 以前は短かった女性の有償労働…

ワンコインランチの満足(サイゼリヤとロピア)

ワンコイン(500円)を手にして、ビジネスランチのあてを探します。しかし、近所にはワンコインでランチが食べられる飲食店がほぼ見当たりません。比較的近い、すき家のいちばん安い牛丼なら、400円なので OK !でも、ちょっと栄養のバランスを考えてサラダ…

ホテル雅叙園東京で開催している「和のあかり×百段階段2023」を観てきました

目黒にある「ホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)」で開催している「和のあかり×百段階段2023」に興味があり、行くことにしました。とりあえず、腹ごしらえです。わたしはカレーうどんを好んで食べる方ではないのですが、このお店(こんぴら茶屋)は、牛カレーう…

高付加価値が顧客満足につながっていたころ

わたしがまだ、新入社員だったとき(30年前の1990年!!)、先輩社員が今後、わたしが仕事で関わりを持つであろう、部門の方々との顔合わせと、それぞれの部門がどんな仕事をしているかを教えて頂くミーティングを設定して頂きました。わたしの配属は情報シ…

信頼を獲得するのは、何年もかかるけど、信頼が壊れるのは一瞬

【「選択と集中」は「人々」の想いや、「社会」の影響を無視している - 叡智の三猿】 のつづきです。 いまもなお、安定した人気を維持するガールズグループ Apinkは2011年にデビューしたK-POPのガールズグループです。新陳代謝の激しい、K-POPに於いて、現存…

「選択と集中」は「人々」の想いや、「社会」の影響を無視している

CSR(企業の社会的責任)という言葉が、社会に浸透したのは2000年代の半ばくらいからです。当時、先進的な大手企業はこぞってCSR部門を設置しました。わたしは某企業のCSR部門と半年間契約しました。そこで、会社が営利として行っている事業活動と、CSRの一…

プロジェクトと定常業務

PMBOK(Project Management Body of Knowledge)では、プロジェクトを「独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する、有期性のある業務」と定義してます。PMBOKとは プロジェクトマネジメントに関するノウハウや手法を体系立ててまとめたもの…

セカンドライフとリンデンドルの頃

2007年、わたしが在籍してた会社は、SESビジネスが収益の中心でしたが、新たなビジネスモデルを検討してました。注目したのは、Second Life(セカンドライフ)という仮想空間です。知らない人も多いと思いますが、Second Lifeは、いま注目されているメタバー…

「データ入力」の仕事は消えるのか?

AI、DX化が進むと多くの仕事が消えると言われています。消えると言われる仕事のなかには、わたしもやっている「データ入力」の仕事もあります。逆にAI化が進んでも残る仕事はあるかを聞かれると、明確な答えは誰も言えないと思います。よくある論評と…

人間とコンピュータの距離

人間とコンピュータの距離 わたしが新入社員だった30年ちょっと前の1990年、人間とコンピュータは距離がありました。この時代のホワイトカラーの職場イメージをうまく切り取っているのが、映画「私をスキーに連れてって(馬場康夫監督)」です。この映…

IT統制とERPの秩序

内部統制のひとつにIT統制があります。IT統制は、その名のとおりITを活用した情報システムに関連する仕事です。内部統制の実現にITの活用は必須ではありませんが、多くの企業の業務プロセスはITに依存しています。DX(デジタルトランスフォーメーション)の…

水泳と仕事の幸福感

水泳がもたらす幸福感 身体を動かすのがあまり好きでないわたしが唯一続けている運動が水泳です。近所のフィットネスクラブで週一回は水泳をするようにしています。水泳はゆっくりと長くしたい派です。ですので、すぐに体力が切れてしまうクロールはしません…

テレワークで生産性は落ちる?

ITの世界で使われる概念だと思っていた密結合と疎結合は、コロナによって現実社会でも否応なしに意識することとなりました。2020年の漢字は「密」であり「3密」は、同じ年の新語・流行語大賞です。ITの世界と同様、現実社会でも、密は回避することが望…

SAP ERPと「2025年の崖」

経済産業省が発信した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」では、DX推進の必要性を「2025年の崖」という強い表現を用いて解説しています。その資料を見ると、新旧技術による問題として「SAP ERPのサポート終了」とい…

VUCA(ブーカ)の時代

誰もが自由に情報発信ができる反面、誹謗中傷に溢れたSNSのTwitterを買収したのは世界一の大富豪であるイーロン・マスク氏です。マスク氏がTwitterを買収する狙いは分かりません。Twitterほど国際社会で影響を及ぼすSNSは存在しないので、今後の成り行きに注…

排出権取引とゼロトラスト

2年まえのレジ袋の有料化に伴いエコバッグをリサーチしたことがあります。 www.three-wise-monkeys.comレジ袋の有料化は2020年7月1日からですが、それより10年以上まえの2007年に、エコバッグがブームになったことをどれだけの方が覚えていますでしょうか!…

実験が好きな人はシステム運用に向いてる!?

情報セキュリティ対策を考える際、組織内部による不正行為にはとても注意する必要があります。特に設立してからあまり年月が経過していない中小企業や、家族経営の会社は、古くからいる社員や身内に対してとても甘い風土があります。設立して間もない会社は…

文系と理系の分け隔て

IT業界に就職するのにもっともふさわしい大学の学部・学科は情報工学系でしょう。しかし、IT企業は、情報工学系の卒業生のみならず、情報工学系以外の理系も文系も多く採用しています。学生時代に専門的なITの勉強をしていなくても、IT企業は新卒性…

ナムジュ:情報セキュリティの監査人

Apinkは2月14日に「HORN」で、1年10ヶ月ぶりのカムバックを果たしました。「HORN」は、Apinkのデビュー10周年を記念したアルバムです。このブログでは「もし、Apinkのメンバーが情報セキュリティの仕事をしていたら、何が適職か?」を個々のメンバーの性格や…

DXという触媒

経済産業省が発信した「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」では、DX推進の必要性を「2025年の崖」という強い表現を用いて解説しています。DXレポートでは「2025年の崖」を以下のように説明しています。 多くの経営…

強いDXと癒しのユビキタス

IT業界は常にトレンドを発信し続けることで成長してきました。そしていまのトレンドは紛れもなくDX(デジタルトランスフォーメーション)でしょう。DXがトレンドとなったきっかけは、2018年に経済産業省が、デジタルトランスフォーメーションを推…

「小さな世界」の全体最適(後半)

前回のブログでは、IT化プロジェクトで「全体最適化」という言葉を聞くと、イッツ・ア・スモールワールドの世界を連想すると書きました。 www.three-wise-monkeys.com 営業も開発も製造も経理も人事も、楽しいこともあれば、つらいこともあるそれぞれの部…

より良いオペレーションの追求と全体最適

わたしは1999年にSAPコンサルタントの資格を取得しました。それ以降、会社業務の全体最適をIT化で推進することが、仕事の命題でした。いくつものIT化プロジェクトに参画して、業務改善による全体最適化を目指しました。しかし、100%の全体最…

購買の本質

サブスクが拡大しています。音楽、動画という馴染み深いサービスはもちろんですが、車、ファッション、食品、お花、教育、娯楽・・・あらゆる分野でサブスクサービスの参入が増えています。いま、まさに「サブスク全盛時代」の到来です。これにより、消費者…

アレクサとの会話

消費者がサブスク(商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組み)を契約するかしないかの判断基準は「価格と利用頻度のバランス」でしょう。 わたしは、月額 ¥1,490(スタンダードプラン)で、Netflixと契約しています。月額固定ですので、動画配…

「モノ」から「コト」の消費について

サブスクの勢いはどこまで広がるのでしょうか!?その分水嶺は、サブスクでモノが伴う消費の広がるかどうかだと思います。サブスクは、商品やサービスを一定期間、一定額で利用できる仕組みです。Netflixのような動画配信や、Amazon Musicのような楽曲配信サ…

クラウドとサブスク

昨年「愛の不時着」を観てから、すっかりNetflix漬けの生活となりました。わたしが契約しているのは「スタンダード」プランというもので月額は¥1,490です。Netflixの動画を一日も観ない日は、ほぼゼロなので、元は充分にとっています。 ちなみに、ヒョンビ…