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May God bless and keep you always
May your wishes all come true
May you always do for others
And let others do for you
May you build a ladder to the stars
And climb on every rung
May you stay forever young
Forever young, forever young
May you stay forever young
いつもきみに神の祝福がありますように
願いがすべて叶いますように
いつも他の人に尽くしますように
そして他の人がきみのために尽くしますように
きみが星に続くはしごを築きますように
そしてどの段も登り
いつまでも若くありますように
いつまでも若く
いつまでも若く
きみがいつまでも若くありますように
～Forever Young（いつまでも若く）／Bob Dylan
「フォーエバー・ヤング」を収録した「プラネット・ウェイヴス」は、1974年のアルバムです。1960年代に時代の寵児となったディランですが、バイク事故や、結婚と子育てにより60年代の終わりからしばらく、精力的な活動はなくなります。サラリーマンでいえば、数年間の育休を取得していたともいえます。
育休期間を得ることでボブ・ディランの創作意欲は増したようで、「プラネット・ウェイヴス」以降、第二の黄金期を迎えます。
「フォーエバー・ヤング」はシンプルな歌詞です。息子の幸せを願い、いつまでも若くいて欲しいと愛情にあふれた作品です。そして、いつまでも若くありたいというのは、誰もが抱いている願いです。「若い」というのは、それだけで夢も希望もあります。
2021年、ボブ・ディランは「Shadow Kingdom」と、題されたオンラインコンサートをやりました。わたしは時差の関係で半分眠い目をこすりながら、コンサートを観ました。すべて知っている曲の新たなアレンジで、びっくりしたのですが、なかでも「フォーエバー・ヤング」は印象的でした。80歳のディランがこぶしを握りながら「いつまでも若く」と、歌い上げる姿に勇気をもらいました。
コロナ禍でテレワークが浸透しました。自宅の遅い通信速度も工事で向上しました。日々の通勤地獄から解放され、自分の時間が増えたように感じます（その分、韓ドラにハマりました）。飲み会は激減し、旧友と再会する機会もすっかりなくなりました。
気になるのは健康面です。テレワークを続けると、たまの通勤がとても疲れます。満員電車に乗って往復２時間の通勤をするだけで、結構なカロリー消費をしています。通勤だけで5000歩は歩くので、日々の通勤は運動のルーティンでした。週末はフィットネスクラブで水泳をしていますが、平日は特に運動をしていません。
テレワーク下では意識して歩かなければ、完全に運動不足です。だから毎日、仕事が終わったら散歩するようにしています。目標は1万歩です。時間がないときでも5000歩は歩くことを心がけています。
散歩するときは、意識的にコースを変えています。歩いたことのない、路地があればあえてそこを歩くようにしています。散歩コースを変えることで、目から入る情報を変え、脳を活性化させたいと考えてます。毎日、家にいると景色の変化がなく、脳に刺激が足りないと感じます。それが原因だと思うのですが「変化」に対する欲望が小さくなっている気がします。以前なら、近所に新しい飲食店がオープンしたら、とりあえず食べに行きたいと思っていたのですが、最近はあまり興味がわきません。もっと、脳に刺激を与え、変化することを以前と同じように望みたいのです。
コロナ禍以降、ニューノーマルな生き方、働き方を提唱する声を聞くようになりました。しかし、リアルなコミュニケーションを取ることができない時間が長引くことで、孤独を感じたり、仕事や日々の生活に対するモチベーションが低下するのは、社会が生んだ新たな精神的な病だと思います。この見えにくい厄介な病に勝つ必要があります。
ボブ・ディランは1990年からネバーエンディングツアーと呼ばれる文字通り終わりのないツアーを続けています。下記のサイトはファンの間では有名なツアー日程とセットリストを記録した情報源ですが、これを観ると、過密スケジュールでツアーが組まれていながら、日々のセットリストが微妙に変化していることが分かります。ボブ・ディランにとって、いつまでも若くあるために、演奏曲を変化させることで、脳に刺激を与えているんだと思います。
Bob Dylan - Bob Links 2021-2024 Tour Guides
わたしもボブ・ディランのようなスタイルを生活や仕事に取り入れことで、いつまでも若くありたいと思ってます。
そして、今日。東京で行われるボブ・ディランのコンサートを鑑賞します。
81歳のディランはどんな歌声を聴かせてくれるんだろう！？
