叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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フェールセーフ:気になる情報セキュリティ用語

フェールセーフはシステムに障害が発生しても安全が維持できるようにする考え方です。フェールセーフの具体例として、信号機は故障や停電により正常な稼働が出来なくなった場合、赤点滅と黄点滅を表示することで安全を確保するよう設計していることが挙げられます。

フェールセーフの考えに基づいて設計したものはどれか。

乾電池のプラスとマイナスを逆にすると,乾電池が装填できないようにする。
交通管制システムが故障したときには,信号機に赤色が点灯するようにする。
ネットワークカードのコントローラを二重化しておき,片方のコントローラが故障しても運用できるようにする。
ハードディスクにRAID1を採用して,MTBFで示される信頼性が向上するようにする。
~「応用情報技術者 平成31年春期」より





答え:イ
フェイルセーフはシステムに障害が発生しても安全が維持できるようにする考え方です。「信号機が故障したときは交差点内の信号機を全て赤信号にする」というような安全最優先の設計がフェールセーフの考え方です。アはフールプルーフ、ウはフェールソフト、エはフォールトトレランスの考え方です。