叡智の三猿

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新大久保のアイドルグッズとプライバシー権

今年のお正月は、新大久保の人気店「でりかおんどる」の韓国おせち料理から始まりました。

www.three-wise-monkeys.com

早いですね、一年って。

年齢を重ねるにつれ一年が短いと感じるのは、わたしだけでなく、同年代の友人が口をそろえて言ってます。

人間の記憶の総量は10歳の子どもも、60歳の大人も同じだそうで・・・。

10歳にとっての一年は、記憶の10分の1を占めます。ひとつひとつが濃密な出来事。

一方、60歳にとっての一年は、記憶の60分の1でしかない。印象的なことだけがかいつまんで、存在する一年の出来事。

だから、年齢を重ねると、一年に対する相対的な記憶量が少なることで、一年を短く感じると認識するようです。

この情報の出所が分からず、その真偽はわかないのですが、なんか説得力があるように感じます。

さて、今年も新大久保には隔月ベースで行きました。

新大久保に行く主な目的は、化粧品雑貨、食材の購入を定期的にするのと、韓国料理を食べることです。韓流ショップは地元にもあるのですが、やはり新大久保は本場の韓国ぽい雰囲気が味わえるので、魅力的な街です(ただ、韓国に行ったことがないので、本場を知らないです)。

わたしは、アトピ肌の箇所があり、その部分はよくあるボディソープを使うのを控えてます。

新大久保のイケメン通りにある韓国コスメのお店で、このせっけんを買ってます。匂いは薬草ぽいのですが、アトピの肌にいい感じがしているので、繰り返しで購入してます。

新大久保には「でりかおんどる」をはじめとする人気の韓国料理店が軒を連ねています。

大体、開店は11時のところが多いのですが、人気店は開店と同時に入らなければ、かなりの待ちを覚悟しなくてはいけません。

下の写真は「くるむ」というお店です。大人気のサムギョプサルのお店です。写真のとおり、たんまりある15種の野菜が出され、これでもかというほど焼き肉にくるんで、野菜をたくさん食べた感覚に浸れます。残った野菜は店員がスムージーにしてくれます。これが甘くてとても美味しいのです。

くるむは 超人気店ですので、興味のある方は、開店と同時に入ることをお勧めします。


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なお、同じビルには「わら火」という姉妹店があります。くるむが混雑しているとき、店員さんは姉妹店を案内してくれるかもしれません。

わたしは「わら火」には行ったことが無いので、そのお店の評価はできませんが、おそらく「くるむ」と似たお店だと思います。

さて、新大久保で多く見るのは、K-POPアイドルを中心とした雑貨店です。

ブロマイド、うちわ、パスケース、マグカップ、まくら、カレンダー、シャツなどあらゆる雑貨に、人気のK-POPアイドルの写真がはりついたグッズを販売するお店が立ち並んでます。

そしてこれらのK-POP関連雑貨のほとんどは違法です。

公式のアイドルグッズ(正規品)はマネジメント会社の許可を得ています。正規品を買うのであれば、公式のファンクラブを通じて、ネットで買う方が新大久保で買うより確実です。

公式グッズの値段は高いのですが、買えばちゃんとアイドルにお金も入ります。アイドル推しとしては、公式グッズを買う方が喜びも大きいと思います。

人の写真は「プライバシー権」と呼ばれる肖像権で守られています。ネットなどに無断で顔写真を撮影され、それが公表されたりしないよう主張できる権利に該当します。プライバシー権は、肖像権のなかでも個人の人格的利益を保護するための権利です。

また、特にアイドルなどの有名人は、その写真や名前を使用することで、経済的な効果が生まれます。「プライバシー権」と区別する意味で「パブリシティ権」と呼ばれます。パブリシティ権は、肖像権のなかでも財産権の保護を目的とした権利です。

肖像権

肖像権の問題はあるものの、実質的にはK-POPアイドルの無断販売は、取り締まりを受けることなく、放置されてます。

アイドルをマネジメントする事務所は、違法品の販売により、公式グッズが売れないリスクをどう考えているのでしょうか!?

ビジネスで発生するリスクには「保有」という対策があります。リスクを保有するのは、単に何もしないことではありません。考えた末、リスクを放置することが戦略的に有利だと判断しています。

アイドル事務所は、違法な販売業者を訴えるよりも、リスク保有をすることで、ファン層の拡大を重視しているのだと思います。

わたしは今夜も YouTube で、ファンによって投稿された K-POP の新たな動画を見るでしょう。