叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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情報セキュリティと情報の希少性

いまは多くの会社で、年一回は「情報セキュリティ教育」をしていると思います。「情報セキュリティ教育」が普及した背景は、2005年に施行された「個人情報保護法」と、JIPDECによる「プライバシーマーク制度(Pマーク)」の関係です。企業が取得した Pマーク…

ナッジ理論と1on1ミーティングの必要性

昨年の10月からプロジェクトの都合上、3年半続いたテレワークから電車通勤に代わりました。もう、8ヶ月がたとうとしてます。毎朝、身動き取れないほど詰め込まれた東横線の中で、バランスを保つのが大変だな~と思いながら、ドアに掲げられた広告に目がいき…

AIの進化と論理的思考の限界

大学2年の息子は情報工学を専攻しているわけはないのですが、必須科目として「情報学」を学んでます。ちょうど自宅に「情報学」のテキストがあったので、パラパラとめくってみました。わたしは実務として情報システムの仕事をしているのですが、根底にある理…

世界が間違ってしまったから

ボブ・ディランは52歳だった1993年に「World Gone Wrong」というアルバムを発表してます。 https://amzn.to/4csRGSQこのアルバム、日本語では「奇妙な世界に」というタイトルで紹介されているのが変です。英語を直訳すると「世界は間違っている」になると思…

身体とコンピュータが融合されたら?

IoTは不可逆的にわたし達の生活に浸透していくでしょう。しかし、IoTが情報セキュリティのリスクを多く抱えてる状況は改善されてません。IoTデバイスをターゲットとしたサイバー攻撃は、パソコンやスマホに対する攻撃よりも、深刻な状況を招きます。そもそも…

青い絨毯に彩られた丘で

今年のGWは遠出をしませんでした。最終日の今日は、どこかに行ってみようと思いまして・・・ネモフィラを見に立川の昭和記念公園に行きました。ネモフィラの花言葉は「どこでも成功を」のようです。この花言葉はギリシャ神話の悲恋に由来しているとのこと…

IoTの広がりと情報セキュリティリスク

数年前まで IoT はある種のバズワードでしたが、いまではそこまで使われていない言葉かもしれません。これはIoTがしぼんだのではなく、かなり浸透してきてるためです。改めてIoT(Internet of Things)について書きます。IoTは「モノのインターネット」とも…

多要素認証:気になる情報セキュリティ用語

多要素認証は、ユーザがシステムへのアクセスを許可する際に、複数の要素を組み合わせて認証するセキュリティ手法です。認証は、以下3つのタイプの要素があります: 要 素 認証方式の例 記 憶 パスワード認証/暗証番号(PINコード)等 所 持 端末認証/ICカー…

内部不正をさせないためのコンピュータによる等級分け

組織の機密情報を狙っているのは身内かもしれません。社員が顧客情報を持ち出し、名簿業者に販売して対価を得る行為は、1990年代に相次いだリストラ以降、ずっと発生している情報セキュリティインシデントです。昨年はNTTビジネスソリューションズの元社員が…