広島に旅行しました。
新幹線の Wi-Fi は、なかなかつながりません(しかも30分毎に切断されます)。
接続と断線を繰り返しつつ、セガNET麻雀 MJで車内の時間をつぶしました。
広島に来たら、まずはソウルフードで腹ごしらえですね。広島駅直結の ekie(エキエ)にある「廣島ぶちうま通り」でいちばんの行列店が麗ちゃんでした。
40分ほど待ったのですが、そのかいあるとても美味しいお好み焼き(いか天)です。ソースやスパイスがいくつもあって、ひとつのお好み焼きで味変しました。
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路面電車に乗って原爆ドームへ。
いままで何度も見ている世界遺産ですが、この焼けこげた廃墟を残す決断をした人たちの強い想いをいつも感じます。
佐々木 禎子さんをモデルにした「原爆の子の像」。後ろには多数の折り鶴が掲げられています。
原爆死没者慰霊碑から原爆ドームを望む。
原爆死没者慰霊碑には「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」と刻まれています。
このメッセージは、原爆による犠牲者の冥福を祈るとともに、二度と核兵器を使わないことを世界に訴えてます。
わたしは、幼い頃からこの「ヒロシマの心」を象徴するメッセージに触れました。
シンプルな言葉で、心にスーッと入ってくる名文だと思いました。
ただ、大人になると、このメッセージが被爆者の日本人によって刻まれたことに違和感を持つ声を聞くようになりました。
作家の百田尚樹は、原爆慰霊碑のメッセージに対して、自虐という言葉を使いこう伝えてます。
百田氏は、軍事施設ではない市街地を狙った米軍の空襲は明確な戦争犯罪であることを指摘し、原爆慰霊碑に記された「過ちは繰返しませぬから」という言葉に違和感を覚えるかどうかが、自虐史観から脱却できているかのリトマス試験紙だと主張。~産経WEST・2017/8/8
もし「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」のメッセージが、原爆を投下したアメリカ人によって刻まれたものであれば、日本の多くは共鳴するでしょう。逆に「原爆投下は、戦争終結のために必要な手段だった」と、教えられてきたアメリカ人にとって、そのメッセージは違和感を感じるでしょう。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」というメッセージは、原爆の犠牲者に対する普遍的で重い意味を持ちます。
でも、メッセージの主体が誰なのかを知ることで、別の意味に解釈してしまうんだと思います。
子どもの頃は、メッセージそのものをシンプルに理解していたのが、大人になると、このメッセージの主語は何だ!?と、複雑な解を求めます。
結果として、核廃絶という本当にわたし達が進むべき道を外していると思います。
平和公園を歩きながら、何もかも難しすぎないよう、もっとシンプルにしていければと思いました。
「広島平和記念資料館」を観た人は皆、そう感じるのではないでしょうか!?
核兵器の問題に限りません。
わたし達の日常や仕事では、しばしば「誰(Who)」の存在によって、正しいはずの「何(What)」が、捻じ曲げられてしまうことがあります。
話ががらっと変わりますが、かって勤めていた会社で、社内システムエンジニアをやっていたときのことです。
会社には複数の取締役がいて、それぞれの取締役には専任の秘書がいました。
秘書のひとりから「〇〇取締役のPCを立ち上げたときに異音がするようなのでい観てください」と言われ、わたしは役員室に行きました。
〇〇取締役は不在でした。ノートパソコンだけが机に置かれてました。
そしてノートパソコンのキーボードの上部に、〇〇取締役のIDとパスワードが記載されたシールが貼られていました。
当時、会社では「ネチケット集」という、パソコンの利用に関するルールをまとめた文書を公開してました。そこには「IDとパスワードは、人目のつかない様に管理してください」というルールもありました。
わたしは秘書に「このシールを剥がすよう、〇〇取締役に伝えて欲しい」と、伝えました。
すると、秘書はこう言いました。
ですよね??でも、〇〇取締役は、「パスワードを入れないと使えないパソコンに問題がある」と言うんですよ。そもそもパソコンに大した情報を入れてないから問題はないと、思っているみたいです。
これは、〇〇取締役の情報セキュリティに対するリテラシーが恐ろしく低いことの現れです。
後日、わたしは システム部門内の会議で、上司に〇〇取締役の秘書の言葉を報告しました。
しかし、上司は笑いながら「まあ、そういう人はいるんだよなぁ~ デジタルデバイドは広がる一方だよな・・・」と、わたしの報告を情報セキュリティの問題から、デジタルデバイド(情報格差)の問題に矮小化して言いました。
もし、〇〇取締役と同じことを いち平社員が言ってたら、上司の反応は違ったはずです。しかし、取締役という立場の人への忖度により、「IDとパスワードは、人目のつかない様に管理してください」という重要な情報セキュリティ対策が意味を失ってしまったのです。
当然ですが、そういう組織では、情報セキュリティ対策は中途半端な歩みしかできません。
物事のあるべき姿を議論したり、検討するときに重要なのは「何をするべきか」であって「誰が言ったか」ではありません。
おそらく日本にここだけではないでしょうか!?・・・赤いローソンです。
対ヤクルト戦、今夜はライト側パフォーマンスシートから声援します。
試合ははじめは乱打戦になりそうな雲行きでしたが、途中から両チームとも決めてを欠く緊迫したゲームになりました。最後は9回裏ノーアウト満塁から坂倉の劇的な外野フライで勝ち越しサヨナラでした。
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やっぱりカープがナンバーワン!
やっぱりカープがナンバーワン!
C!・A!・R!・P! カープ!!!
フウ!フウ!
フウ!フウ!
フウ!フウ!
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