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揚げたての天ぷらを少しずつ(博多天ぷらたかお)

港北ニュータウンの中心は横浜市営地下鉄のセンター北駅とセンター南駅に広がっています。両者はとても似通った街ですが、どちらかというと北駅はショッピング施設が充実し、南駅は図書館や郵便局などの公共施設が充実しています。

センター南駅の目の前にあるサウスウッドというショッピングモールは、エコな外観が特徴的ですが、残念ながら(わたしには)ショッピングとしての魅力はいまいちです。ただ、飲食施設は魅力があり、行列店も複数あります。

なかでも「博多天ぷらたかお」は、開店と同時にすぐに満席になる超・人気店です。

わたしがここで食べるときは、開店前に並びます。チェーン店ではあるものの、食べログの評価は 3.48 と、かなりの高評価です。


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この天ぷら屋さんには、一応流儀があるようで、テーブルには説明文があります。

揚げたての天ぷらを少しずつ提供するお店なので、天ぷらが来るまでの間は、ごはんに付属してくる昆布明太子(おかわり自由!)をかけて食べるというものです。

ですので、大半の方は天ぷら定食(たかお天定食)を注文します。

ただ、わたしは流儀に反し、ここで毎回注文するのは「たかお天丼」です。天丼に明太子や浅漬けをぶっかけて、ぐちゃぐちゃと食べるのが好きです。

天ぷらが好きな方からすると、わたしの食べ方はきっと品がないと思うでしょう。

わたしは幼少期からマックとすかいらーくで育ったからかもしれませんが、基本的に高いレベルの味覚を感じる能力はありません。食事の美味しさを5段階で表現するなら、わたしにとって「普通に美味しい」は、よくあるファストフードやファミレスです。それを3の評価とするなら、それ以上・・・4や5の違いを感じることはできません。

天ぷら定食は、ごはんと天ぷらを別々に食べます。味覚に疎いわたしは、美味しいごはんは3の評価をします。美味しい天ぷらも3の評価をします。ですので、天ぷら定食の総合的なおいしさは、3+3=6です。これは、足し算の論理です。

一方、天丼だと、ごはんの美味しさと、天ぷらの美味しさが混ざり合い、相乗効果を発揮します。これに明太子を混ぜたなら、もう味の確変です!ごはんの美味しさが3で、天ぷらの美味しさが3であれば、相乗効果によって掛け算の論理が成り立ちます。ですので、天丼の総合的なおいしさは、3×3=9です。

自分の味覚に自身が持てない人間は、混ぜて食べることでより美味しく感じるし、食事の満足感を得られる気がします。

話を変えますが、天丼のように混ぜて食べることによる満足感の向上は、ITエンジニアの仕事にも共通する要素があると思います。

ITエンジニアの仕事は、大雑把に括ると、開発の仕事と運用の仕事に分かれます。

開発は、名前の通り「システムを作る」仕事です。運用も、名前の通り「作られたシステムを維持し、安定稼働させる」仕事です。開発と運用は異なる領域とされ、エンジニアの志向性は違います。

若手のエンジニアは、自分のキャリアを「開発」に活かすか「運用」に活かすかで悩んでいる人が多くいます。

専門家になりたい志向が強い人ほど、自分の仕事を一本の道で通したいと考えてます。開発者としてプログラミングをしている人に「運用」の仕事を打診すると、顔がひきつる人もいます。その言葉を聞いた時点で、転職を考える人もいます。

しかし、わたしは個人的にその「道が閉ざされたような考え方」はもったいないと思います。「開発しかやりたくない」「運用しかやりたくない」と、「天ぷら」と「ごはん」は、分離するべきという発想より、一層、両者をごちゃ混ぜにしてしまって、相乗効果を発揮する仕事をする方が、仕事の満足感も得られると思うし、エンジニアとしてのキャリアアップにも寄与すると思います。

自分のキャリアに悩む人こそ、ごちゃ混ぜの発想を取り入れるのがいいと思います。

ここ数年は、クラウドサービスを中心に DevOps(デブオプス) という「開発」と「運用」がコラボするソフトウェア開発手法が注目されています。「開発」と「運用」の垣根は、以前より低くなってます。

DevOps

DevOps の考えに共鳴できる人が増えると、もっともっと コンピュータシステム は良くなるんじゃないかと思います。