叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

当サイトは、アフィリエイト広告を使用しています。

ハッシュ関数:気になる情報セキュリティ用語

ハッシュ関数は任意のデータを入力して固定のデータを出力する関数のことです。出力したデータから入力したデータを導くことができない一方向性、異なる入力データから同じ出力結果が得られる可能性が非常に低い耐衝突性といった特徴を備えています。

代表的なハッシュ関数にSHA-256があります。

ディジタル署名などに用いるハッシュ関数の特徴はどれか。

同じメッセージダイジェストを出力する異なる二つのメッセージは容易に求められる。
メッセージが異なっていても,メッセージダイジェストは全て同じである。
メッセージダイジェストからメッセージを復元することは困難である。
メッセージダイジェストの長さはメッセージの長さによって異なる。
~「基本情報技術者・平成25年秋期」より





答え:ウ
ハッシュ関数は任意のデータを入力して固定のデータを出力する関数のことです。次の特徴があります。

  • 入力データが同じであれば、常に同じメッセージダイジェストが生成される。
  • 入力データが少しでも異なっていれば生成されるメッセージダイジェストは大きく異なったものになる。
  • メッセージダイジェストから元の入力データを再現することが困難である。
  • 異なる入力データから同じメッセージダイジェストが生成される可能性が非常に低い。