叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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バックアップ:気になる情報セキュリティ用語

バックアップは、コンピューターのデータやプログラムなどを、破損・盗難・紛失などの不測の事態に備えて、その複製を別のハードディスクなどに保存することです。

主なバックアップ方法として、フルバックアップと差分バックアップがあります。

フルバックアップ

フルバックアップはすべてのデータをバックアップすることです。データ量が増えると、時間がかかる可能性がありますが、リストアは容易です。

差分バックアップ

差分バックアップは、フルバックアップをした後、変更されたデータのみをバックアップする方法です。フルバックアップに比べると時間が短縮されますが、リストアを行う際、最後に行ったフルバックアップと、その後の差分バックアップのデータを組み合わせる必要があります。

毎週日曜日の業務終了後にフルバックアップファイルを取得し,月曜日~土曜日の業務終了後には増分バックアップファイルを取得しているシステムがある。水曜日の業務中に故障が発生したので,バックアップファイルを使って火曜日の業務終了時点の状態にデータを復元することにした。データ復元に必要なバックアップファイルを全て挙げたものはどれか。ここで,増分バックアップファイルとは,前回のバックアップファイル(フルバックアップファイル又は増分バックアップファイル)の取得以降に変更されたデータだけのバックアップファイルを意味する。

日曜日のフルバックアップファイル,月曜日と火曜日の増分バックアップファル
日曜日のフルバックアップファイル,火曜日の増分バックアップファイル
月曜日と火曜日の増分バックアップファイル
火曜日の増分バックアップファイル
~「ITパスポート・平成28年春期」より





答え:ア
定期的にフルバックアップを行い、次のフルバックアップまでの期間は、フルバックアップ以降に変更のあったファイル(差分)だけを日ごとに記録する方式が差分バックアップ方式です。