アローダイヤグラムは、プロジェクト管理やプロセス分析などで使用されるツールの一種です。PERT図ともいいます。複数のタスクや活動、またはイベントの関係性や依存関係を視覚的に表現するために使用されます。
アローダイヤグラムは、各活動を矢印で表すことで、プロジェクトの流れや依存関係が明確に示され、プロジェクトのスケジュールや進行状況を理解するのに役立ちます。
アローダイヤグラムを活用することで、活動の順序や関係性を理解し、必要となるリソースの割り当てやスケジュールの策定に役立ちます。
図のアローダイアグラムで,AからGに至る全体の作業日数に影響を与えないことを条件に,C→Fの作業の遅れは最大何日間まで許容できるか。
~「ITパスポート・平成22年春期」より
ア | 1 |
イ | 2 |
ウ | 3 | エ | 4 |
答え:エ
ここでは、全体の作業日数を求めるためにクリティカルパスを求めます。クリティカルパスとは、アローダイヤグラムにおいて、作業日数の最も長い経路を指します。今回のクリティカルパスは、下図の赤いラインで合計は17日となります。
一方、C→Fを含む黄色のラインは合計で13日です。
その為、17日-13日=4日
C→Fの作業は最大4日までの遅れならクリティカルパスに影響を与えず許容できると判断できます。