叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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スパムメールの脅威:友人の助けで被害を防ぐ

ChatGPTによる「 スパムメール」をテーマとした物語

ある日、主人公の山田は、コンピュータのメールボックスに大量のスパムメールが届いたことに気づいた。 彼はから普段スパムフィルターを使っていたが、今回の攻撃は過去最悪だった。無制限に受信トレイを埋め尽くし、どれも似たような内容だった。

最初は無視していた山田だったが、スパムメールの内容がますます不気味に感じられるようになった。

山田は友人に相談し、スパムメールの内容を解析するように頼んだ。 友人は情報セキュリティの専門家で、すぐに調査を開始した。 その結果、スパムメールは不正アクセスの試みを行ったもので、山田のアカウントに進もうとしていることが判明しました。

友人は山田にセキュリティ対策を強化するようアドバイスし、メールアカウントのパスワードを変更するよう指示した。 さらに、彼には2要素認証を有効にすることを推奨した。

しかし、山田の中にはまだ不安が残っていた。 彼は、自分がスパムメールの被害者に選ばれた理由を考え続けた。 そして、いつか、友人から驚きの情報が届いた。スパムメールの向こうには、山田の元同僚で競合の従業員が関与していたことが分かった。

山田はかつてその競合で仕事をしており、個人情報を持って転職したことが彼の元同僚の恨みを買ったらしい。

山田は友人の協力を得て、この問題を法的手段で解決しようと決意した。 そして、競合の従業員の不正行為を秘密として収集し、警察に通報することに成功した。スパムメールの攻撃は終了した。

この出来事から、山田はセキュリティに対する意識を高め、個人情報の重要性を再認識した。 彼は経験から得た教訓を大切にし、ネットワークの危険性に対して注意を持ち続けることを決意した。

【注】この物語は、生成AIのChatGPTで作ってます(表題は「はてなブログ」のAIアシスト機能を使いました)。明らかな表記ゆれがある部分は、修正しています。

感想

スパムメールは、受信者の意向を無視して一方的に送り付けられるようなメールを指し、迷惑メールとも呼ばれます。ただ、スパムメールに明確な定義はなく、同じメールでも、ある受信者が「迷惑だ」と思えば、その受信者にとっては、スパムですし、別な受信者は「ありがたい情報だ」と思えば、それは迷惑メールとは呼べません。

gmailなど、多くのメールサービスでは、スパムメール対策の機能があります。メールサービス会社が持つ独自のロジックで、スパムメールと判断したら、自動的に通常の受信フォルダではなく、迷惑メールフォルダに振り分けされます。

メールサービスによる独自の判断は受信者が変更報告をすることができます。

これは、gmailの場合ですが、通常の受信フォルダに配信されたメールを「迷惑」と感じたら、下記のように該当するメールを迷惑メールとして報告することができます。

迷惑メール報告

一方、迷惑メールとして配信されたメールも「迷惑でない」と感じたら、下記のように該当するメールを迷惑メールではないと、報告することができます。

迷惑メールでないことを報告

さて、ChatGPTが生成したスパムメールの物語ですが、攻撃者は「無制限に受信トレイを埋め尽くし、どれも似たような内容」のメールとのことです。

これは、攻撃者がRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を使って、自動生成されたメールをターゲットである山田くんに繰り返し送り付けていると思われます。

受信トレイを埋め尽くすようなスパムメールは、Dos攻撃にもなります。Dos攻撃は、ターゲットとするサーバーのリソースを消費することで、動作に不具合を起こすことを狙ったものです。メールサーバーがDos攻撃を受けることで、メールの送受信が正常に出来なくなり、スパムメールの対策装置も有効に機能しなくなる可能性があります。

情報セキュリティの3要素(CIA)の観点で書くと、Dos攻撃は、情報の可用性を損ねる攻撃に該当します。

ただ、物語では「スパムメールは不正アクセスの試みを行ったもの」と書いていて、攻撃者は山田のアカウントを搾取しようとしているとしてます。アカウントの搾取は、情報の機密性を損ねる攻撃です。可用性と機密性が、短い文でごちゃごちゃと書かれ、理解が難しい言葉になってます。

ここは内容が説明不足だと思います。

補足します。

一般に「不正アクセス(≒機密性の侵害)」と「スパムメール(≒可用性の侵害)」を関連づけるのが、踏み台としてのボットを使った攻撃です。踏み台とは、不正侵入の中継地点として利用されるコンピュータを指します。

仮に山田くんのアカウントが攻撃者の不正アクセスにより乗っ取られた場合、攻撃者は、山田くんのメールシステムを踏み台として、さらに山田くんの勤める組織内部に侵入しようとしたり、山田くんのアカウントから、インターネットを通じて外部の他の組織を攻撃したりすることもあります。攻撃者は、山田くんのパソコンにボットウイルスを送り込みます。そうすると、被害者である山田くんがボットネットの一員となってしまう可能性があります。攻撃者はボットに一斉に指令を送り、外部の他の組織に対してDDoS攻撃を行ったり、スパムメールを送信したりする可能性があります。

※こちらもよろしければ見てください。
www.three-wise-monkeys.com

物語のラストは驚きでした!

ナント、山田くんと攻撃者はかって同じ会社の同僚で、山田くんはその会社の個人情報を持ち出して、転職したことで、同僚から恨みをかってスパムメールを受けることになったというのです。

要は山田くんは被害者ではなく、会社で管理している個人情報を流出させた加害者だったのです!さらに物語の文脈から、山田くんは転職先の会社で、その個人情報を活用している様子が想像されます。

個人情報の持ち出した者に対して、会社は「損害賠償」や「刑事告訴」を検討してもおかしくありません。

「目糞鼻糞を笑う」といいますが、山田くんは攻撃者を法的手段に訴える資格はあるのでしょうか・・・!?