2023年11月公開
アメリカン
味:★★☆
接客:★☆☆
サンドイッチのアメリカンは歌舞伎座の真裏にあります。この店が有名なことは店内にたくさん掲げられた芸能人の写真やサインで一目瞭然です。
店内で食べるサンドイッチのボリュームは尋常ではありません。ひとりの人間が食べられる限界を超越してます。写真のたまごサンドは900円ですが、必ずドリンクをオーダーする必要があります。ドリンクの価格は700円ですので、たまごサンドを注文した場合のランチ代は、1,600円です。ワンコインランチを求める庶民の価格感から外れます。
ですので、ここでのおすすめはテイクアウトです。店頭にはテイクアウトコーナーがあります。テイクアウトであれば、700~800円で好きなサンドイッチを注文できます。店内で提供される量の半分ですが、それでもお腹いっぱいになります。「サンドイッチ=軽食」の概念を破ってくれる個性的なお店です。晴れた日は近くの公園で、銀座のビル群を眺めながら、サンドイッチをほおばると、都会で働いている実感がわきます。
海鮮どんぶり 銀はち 銀座店
味:★★☆
接客:★★☆
銀はちは、銀座一丁目にある海鮮どんぶりの専門店です。全席カウンターです。
客の大半が写真のマウンテン丼を注文します(税込みで980円!)。何が盛られるかは日替わりで、具材が山のように盛られてます。ただ、写真で見ると、明らかですが中央の具材の周りは、白いご飯が見えます。どんぶり全体に具材をマウンテンの如く、載せているのではなく、具材を中央に集めて高くしている感じです。
ですので、マウンテン丼がとりわけお得ということはありません。ヘルシーばくだん丼(税込み800円)、サーモントリプル丼(税込み900円)など、よりリーズナブルなメニューを注文するのもアリだと思うのです。
銀座じゃのめ 銀座三丁目店
味:★☆☆
接客:★★☆
じゃのめは、東銀座にある居酒屋です。お店は角地にあるのですが、車がほとんど通らない道沿いのため、目立ちにくく、昼どきでも大混雑はあまりないように見えます。ワンコインランチ難民にとって隠れ家になるお店です。
若鶏唐揚げ丼、700円です。かけうどん(400円)温玉うどん(500円)など、本当にワンコインで食べれてしまうメニューもあります。
こちらは自家製ラムを使ったカレーライス(800円)です。ちょっとラム肉特有の臭みが強いのが気になりました。もう少しハーブを使って匂いを消したらいいのにと思いました。
お店のBGMは、ターゲットセグメンテーションを分かりやすく示します。このお店では、70年代~80年代の洋楽が流れ、わたしはカーペンターズやエア・サプライの歌声に癒されます。周りの客もきっとベストヒットUSAを見ていたんだろうな~。
銀座たんめん
味:★★★
接客:★★☆
ラーメンはゆでた麺をスープに入れて最後に具材をトッピングするのに対して、タンメンは炒めた野菜とスープを一緒に煮込みゆでた麺にかけるそうです。
銀座たんめんは、珍しい?タンメンの専門店です。カウンター形式で10人程度しか入れない小さなお店です。たんめんは、ヘルシーなイメージがあるのでしょうか?女性客も多く見かけます(作っている人も女性でした)。
メニューはこれだけです。あとは、大盛りにするとか、パクチーやバターをトッピングすることができます。見てのとおり、麺は白菜に覆われ、ほぼ白菜を食べている感覚です。白菜には相当なこだわりがあるのでしょう。壁に「今日の白菜は・・・」と、原産地表記がされてます(写真は、茨城県産の黄芯系です)。白菜の優しい甘さがスープにいきわたり、飽きない美味しさです。二日酔いとか、前日に食べ過ぎて、胃がもたれたとき、特にありがたいお店だと思います。
太常うどん 銀座本店
味:★★★
接客:★★☆
ここは、銀座といっても繁華街ではなく、中小事業所のオフイス街の一角にあります。外観は古民家風で、いつも行列している人気店です。
うどんの種類は多いのですが、格別の存在感を出しているのが、このアボカドうどん(750円)です。これを好んでい食べていた著名な女優さんもいるようです。うどんとアボカドという異種の組み合わせですが、森のバターがうどんのつゆと混ざり合い、いい味を出します。
かけうどんは450円です。天ぷら系の種類が多く、トッピングも楽しい。こちらは鶏天(300円)をトッピングしました。
店内はなぜか、ジャズが鳴り響き、銀座らしさを醸し出しています。