叡智の三猿

〜森羅万象を「情報セキュリティ」で語る

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勝手にメールを送るパソコン

ある日、「お前から変なメールが来たよ」と言われました。パソコンを見ると、なぜかたくさんのあて先にメールを送ってました。どうやら、悪い人が自分のコンピュータを乗っ取ってしまったようです。

こういう、自分では気づかないうちに、悪い人の命令で動くようになったパソコンをなんと呼ぶのでしょうか?

チャットボット
ゾンビマシン
DDoS





答え:イ
インターネットにつながったパソコンは、悪い人たちに利用される危険があります。

その代表として「ボット」と呼ばれるプログラムがあります。

ボットそのものが悪いわけではありません。たとえば、会社のホームページには「問い合わせ」をするメニューがあり、そこに「質問」を入れたら「回答」を自動で返す機能があります。これは、チャットボットと呼びます。これは、役にたつボットです。

しかし、自分のパソコンの中に知らないうちに入り込み、こっそり他人の命令で動くようになる悪いボットがあります。そういうボットは、たとえば、自分はメールを送っていないのに、自分のパソコンが勝手にスパムメール(迷惑メール)を大量に送り続けていた、というようなことが実際に起こります。

このように、他人に操られるようになってしまったパソコンを「ゾンビマシン」と呼びます。ゾンビとは、自分の意思ではなく外部の命令だけで動くもの、という意味です。

このゾンビマシンが集められてできたのが「ボットネット」という集団です。

攻撃者がボットネットを使って、「当選おめでとうございます」や「パスワードを更新してください」などの偽メールを何万通も送りつけ、受け取った人をだまして情報を抜き取ろうとします。実際には、そうしたスパムメールがあなたのパソコンから送られている可能性もあります。

また、攻撃者はこのボットネットを使って「DDoS攻撃」を行うことがあります。DDoS攻撃は、たとえばある会社のホームページに、同時に大量のアクセスを送りつけ、画面を表示できないようにしてしまうような攻撃を指します。

自分のパソコンが、ゾンビマシンにならないため、いちばん気をつけるべきことは、「怪しいメールや添付ファイルを絶対に開かないこと」です。

ゾンビマシンになるきっかけの多くは、「マルウェア」による感染です。これらはメールの添付ファイルや本文中のリンクから仕込まれていることが多いため、「少しでも心当たりのないメール」は「開かない」を徹底することが最大の防御です。