叡智の三猿

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梅ジュースで夏バテを予防しよう

梅シロップを作りました。

ー原料ー

  1. 青梅:1㎏
  2. 氷砂糖:1㎏
  3. リンゴ酢:200g

青梅を洗い、串でヘタを取り、水分を拭き取ります。ヘタは串を指して抜くだけで簡単にとれました。


3リットル瓶に梅と氷砂糖を交互に重ねて入れます。

わたしは梅が「発酵」するのを防ぐ為、リンゴ酢を加えました。発酵は、梅の表面に存在する菌(乳酸菌など)が、梅や砂糖をエサにして増殖し、その酵母菌が砂糖をアルコールと二酸化炭素に分解します。発酵が進むと、泡(CO₂)が発生するので分かります。

「発酵≠腐敗」ではあるのですが、実際に泡が出ると、気になってしまいます・・・。酢の主成分である酢酸(CH₃COOH)は、微生物の天敵です。発酵を抑える働きがあります。

なお、酢であれば、リンゴ酢でなければならないという訳ではありません。米酢でも穀物酢でも、同じく発酵を抑える働きをします。ただ、リンゴは果物なので、いちばんフルーティで、梅との相性が良さそうだと思います。

瓶は冷暗所で保管します。たまに(2日に1回くらい)瓶を攪拌しました。1週間ほどで梅エキスが出るのを確認できます。ただ、この時点ではかなりの氷砂糖が下に沈殿してました。

梅を砂糖で漬けると液体が出てくるのは、「浸透圧」による現象です。砂糖は「親水性」と呼ばれる、たくさんの「OH(水酸基)」がある物質です。これは、水分を引き寄せる力が強く、水素結合を生成します。

ショ糖(スクロース)

浸透圧により、梅の中の水分が外に引き出されてくるため、液体(梅エキス)が出てきます。

3週間後、梅の実を取り出し、冷蔵庫で保存します。瓶に沈殿していた氷砂糖は、ほぼ溶けてました。


残った梅は種をとり、100gの砂糖と一緒にグツグツと煮てジャムにしました。甘酸っぱい感じがかなりいい感じです。

梅シロップの良さはなんといっても、疲労回復効果です。梅に含まれる「クエン酸」には、クエン酸回路を活性化(細胞内でエネルギーを生産する代謝経路が、より効率的に働くようにすること)することで、乳酸をエネルギー源として利用しやすくする働きがあります。そのため、夏バテ予防に効果的とされます。

クエン酸回路(生化学 第3版 (栄養科学イラストレイテッド) (薗田 勝/ 編))

猛暑が続く連日ですが、梅ジュースで乗り切りたいものです。梅シロップは4倍に希釈します。炭酸、水、お茶にもあいますが、いちばんハマったのは牛乳割りでした。とろみがあって、ラッシーのような美味しさ!