叡智の三猿

〜森羅万象を「情報セキュリティ」で語る

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この町がかって燃え尽きた季節に私達は誓った

今日は広島への原爆投下から80年を迎える節目の日です。

2024年のノーベル平和賞は、核兵器廃絶訴えてきた、日本原水爆被害者団体協議会に対してでした。日本被団協は、広島や長崎で被爆した人たちの全国組織です。

「長年、核廃絶に取り組んできた」ことに対する敬意を表し、ノーベル平和賞の受賞に選ばれたのは、喜ばしいと思いました。

しかし、日本被団協がノーベル平和賞を受賞しても、核兵器が根絶されることは残念ながら無さそうです。

誰もが平和な世界を望んでいるのに、平和を脅かす爆弾が製造され続けるのは、矛盾してます。

わたしは広島で生まれ、物心ついたときから、平和公園にある原爆ドームや資料館を見てます。

原爆が投下され焼野原になった広島は、もう草木も生えないだろうと言われました。そこから復興の象徴として誕生した、広島カープを応援してます。

ですので、わたしのアタマのなかでは、核兵器は根絶させるべきものです。

核兵器はこの世界で「いらないもの」のワーストワンだと思ってます。

一方で、核兵器があることで、敵から攻められにくい、だから戦争を防ぐ抑止力になるという意見も多くあります。

参院選挙で躍進した、参政党の神谷代表は記者会見で、核兵器に関し「核を持たないと言い切ってしまうのは良くない」と述べ、核保有を含めた抑止力強化を検討していく考えを示してます。

太平洋戦争に於ける原爆投下に関しても「論理的な正当性」が主張されてます。

アメリカが原爆投下をしたことで、日本の降伏を早めたというものです。原爆を投下したことで、無差別に大量の命を奪いましたが、結果として多くの米軍兵士や日本の民間人の命を救ったという見方です。

もし、原爆を投下しなければ、さらなる被害者を出す可能性があったのかもしれません。

片方にとって正しいと思う考え方も、別な人にとっては、違う結論を持っていることはよくあるのでしょう。

「平和でありたい」という最終ゴールはシンプルかもしれません。でも、そこに至るプロセスはちっとも単純ではありません。

自分と根本的に違う考え方を持つ人は、大勢います。SNSを見ると、誰かが「伝えよう」とした言葉に対して、別の人は「傷つけよう」とする言葉で返します。そこに分断が起きてしまうと、結局のところ、ゴールを見失いそうです。

だから、指先タッチで相手の誹謗を書きこむよりも、お互いの考えの違いを共有することが重要なんだろうと思います。


この町がかって
燃え尽きた季節に
私達は誓った
繰りかえすまじと
生命を心を
奪い去ってゆく
ちからも言い訳も総て許せない
私は祈る以外に
知恵も力も
持たないけれど
短い花の生命を
ささやかなこの愛で染めたい
~「祈り(さだまさし)1983年」

それにしても核兵器に限らず、この世の中「いらないもの」が多すぎませんか!?

情報セキュリティでは、認証をパスすることが重要とされますが、いち利用者の立場にたつと、ホントにいらない。

たとえばクラウドサービスのなかには、システムにログインする際、IDとパスワードに加えて、下記のような「私はロボットではありません」というのにチェックをする認証が用意されているのがあります。

これは、CAPTCHA という「画像認証」です。

「私はロボットではありません」というのにチェックをして、ログインをすると、毎回、異なる文字や画像が出てきて、質問に答えなければなりません。

これに正解すれば、画像認証にパスしたことになりますが、意外と選択を間違えてしまうのです・・・。

かってのロボットは画像に対する認識精度は低いものでした。

わたしは3年ほど前にAIによる機械翻訳のプロダクト開発に関わるプロジェクトに関わってました。そのときは、PDFやパワーポイントのような、文字と画像が混在した文書があると、AIがそこを正確に切り分けすることが出来ませんでした。

しかし、いまはディープラーニング技術が進化してます。OCRの認識能力は飛躍的に向上してます。特に画像の文字に対する認識に関しては、AIモデルが複雑なパターンやノイズを含む画像を適切に処理します。フォントの違いや、手書き、縦書きなどの文字のスタイルを高精度で認識できるようになってます。

そのため認証は、より複雑さを増します。

ITの進化と、情報セキュリティ対策の強化は、イタチごっこのようです。このラットレースは、相手が強力な兵器を開発したら、さらなる強力な兵器(究極は核兵器)を作ろうとする発想と本質は同じです。