いま旬の俳優といえば、やっぱりピョン・ウソクですね。
世界的シンドロームを巻き起こした韓国ドラマ「ソンジェ背負って走れ」の主人公を演じた俳優さんです。
そのピョン・ウソクの日本ファンミーティングが、9月28日(土)、29日(日)で開催されてます。
わたしは妻とふたりでチケットを取ろうと、申し込んだのですが、残念ながら抽選で落選しました・・・。
大人気の俳優です。チケットは即完売しました。
あとは、チケットの運営会社が行っている「定価トレード」に期待するしかありませんでした。
一方、SNSには多数の転売(チケット代+手数料)が投稿されていました。これは「詐欺」の匂いしかしません。そこにかける気は毛頭ありません。
そもそも、チケットの高額転売は「チケット不正転売禁止法」により禁止されてます。この法律は、興行主の同意のない有償譲渡を禁止する旨が明示されたチケット(興行の日時・場所、座席が指定されたもの)の不正転売の禁止を定めてます。
ピョン・ウソクのファンミーティングは、全席指定であり、かつ、入場に際して、購入者の氏名と連絡先を確認する措置が図られてます。
SNSの転売はリスクしか感じません。
定価トレードは、チケットの正規運営会社が、「定価」で「安心・安全」に電子チケットをトレードできるシステムを提供してます。
これは、チケットを確保したものの、急な予定でイベントに行けなくなった人がチケットを定価で出品します。
それを買いたい人が先着順で購入する仕組みです。
しかし、人気絶頂のピョン・ウソクのファンミーティングです。出品されたチケットは秒速で買われるでしょう。「定価トレード」でチケットを確保するのは、相当、難易度が高いのです。
わたしは「妻だけでもファンミーティングに行って欲しい」と、思いました。何度も何度も「定価トレードサイト」をリロードして、出品が「受付中」になるのを確かめました。
受付中になったら、申込みにアクセスするのですが、殆どの場合、ログイン出来ません。多数の利用者が、少ない出品されたチケットに殺到しているためです。
わたしは繰り返し「ログイン要求」を行いました。運よくログインできても、そのときは、チケットはなくなっています。
わたしは手指が腱鞘炎になるのではないかと思いながら、デバイスを操作してました。
しかし途中から「何かがおかしい!?」と思いました。
「定価トレード」は大まかに書くと、下図のような画面遷移です。違和感をもったのは、ログインしたあと、支払方法を確認するにチェックを入れたあとです。そこで「チケットはありません」と、メッセージが出るのですが、確認ボタンを押すと、出荷状況確認画面に遷移します(赤い線)。
サイト運営者の立場にたつと、この画面遷移は理にかなっているでしょう。チケットが無い状況であれば、ディープウエブからサーフェスウエブに誘導することで、利用者をログイン状態から追い出そうとしてます。無意味なログイン状態の利用者を減らすことで、全体として多くの利用者にチケットを確保できる機会を提供しようとしています。
ちなみにサーフェスウエブは、検索エンジンから検索が可能なWebページのことです。一方、ディープウエブは、パスワードによるログインなどの認証情報が必要なWebサイトです。ですので、検索エンジンではヒットしないサイトを指します。
システムの可用性を維持する観点で、無用なログインユーザーをディープウエブからサーフェスウエブへの誘導するのは正しいふるまいでしょう。
しかし、いち利用者の立場からすると、厄介なことです。せっかくログインしたにもかかわらず、チケットがないだけでサーフェスウエブに追い出されるのです。気長に次の出品を待ち続け、受付中になったら、再度、失敗する確率の高い、ログイン要求を突破しなければなりません。
わたしは操作を変えようと思いました。「チケットはありません」のメッセージが出たら、アプリケーションで作られた「確認」ボタンを押すのではなく、ブラウザの「戻る」ボタンを押すことにしました(赤い点線)。そうすると、画面は「支払方法確認画面」になります。これはディープウエブのなかですので、ログイン状態を保持してます。
この画面から何度も「出品チケット確認」を実行しました。
それが結果的に功を奏しました。成功確率の低いログイン要求を回避することで、妻のチケットを定価で確保できました。
妻を飛田給(調布市)のライブ会場に引率したあと、府中に寄りました。
府中の大國魂神社は秋季祭を行っていました。神社周辺は大変な活気を呈してました。
御朱印もいただきました。