昨日は義父の法要で、横浜にある霊園で親族で集まりました。
そのあと、親族で新横浜プリンスホテルにある「トップ オブ ヨコハマ 鉄板焼&ダイニング」にて、ステーキランチを堪能しました(とても美味しい!と思いました)。
レストランのある41階の窓から視界を遮るものはなにもありません。席からは遠く港まで眺めることができました。ホテルは円柱で、レストランもぐるっと回りを囲む構造です。席によって眺望は異なります。
新横浜プリンスホテルが開業したのは1992年です。それまでここは人がいない街でした。同じく新横浜にある多目的ホール「横浜アリーナ」は、プリンスホテルよりも少し前の1989年に出オープンしてます。
わたしは1990年に杏里のコンサートで「横浜アリーナ」にいきました。杏里の絶頂期です。コンサートは非常に盛り上がりました。ただ、コンサート会場から新横浜駅へと向かう路が暗闇過ぎて、悲しい気分になったのを覚えてます。
I Can't Stop The Loneliness
こらえ切れず 悲しみがとまらない
I Can't Stop The Loneliness
どうしてなの 悲しみがとまらない
~「悲しみがとまらない/杏里」
あのとき、どうして、新幹線は横浜駅でなく、寂しい新横浜駅に停車するかに疑問を持ちました。
そこで、いまさらながらですが、ChatGPT先生に理由を聞いてみました。
先生は幾つかの回答を提示しました。そのなかで、わたしはこの回答に興味を持ちました。
東海道新幹線の建設時には、直線的かつ効率的なルートが求められました。新横浜は横浜市の北側に位置し、より直線的なルートで東京と名古屋を結ぶことが可能でした。もし新幹線が横浜駅を経由するルートを選んでいた場合、ルートが大きく湾曲し、時間やコストが増加する可能性がありました。
なるほど・・・Googleマップで実際のルートを確認したくなりました。
下図をみると、確かに新幹線が横浜駅を通ると、川崎(武蔵小杉付近)から小田原までほぼ直線で結ばれた線路をグイっと湾曲せざるを得ないでしょう。
♬ビュワーン ビュワーンはしる 青いひかりの 超特急 時速250キロ すべるようだな 走る ビュワーン ビュワーン ビュワーン はしる~(はしれちょうとっきゅう)
を実現するうえで、新幹線が横浜駅を通すのは高速化の障害になるだろうと思いました。
話はぐるっとかわります。
新幹線にとって「スピード」が重要であるのと同様、インターネットも、スピードの確保が重要です。
回線速度そのものを上げることはいうまでもありません。
でも、それだけではありません。ネットの速度を十二分に発揮するための工夫もされてます。
わたしは韓国ドラマを見るために4つの動画配信サービス(Netflix、U-NEXT、Disney+、Amazon Prime Video)と契約してます。個人的に、体感速度がいちばんだと思うのはNetflixです。
ドラマは家で見ているので、回線速度は同じですが、動画配信サービスによって体感速度が異なるのは、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)の役割による影響が大きいと考えられます。
CDNは、世界中に分散配置されたデータ配信拠点(エッジサーバー)を通じて、利用者から最も近い場所からコンテンツを届けるシステムです。CDNにより、コンテンツサーバーから利用者への物理的な距離が短縮され、データを読み込む時間が大幅に改善されます。
Netflixをはじめ、AmazonやYouTubeなどの大規模なストリーミングサービスは、CDNを活用して大量のトラフィックを効率的に処理しています。
CDNの配置設計が、速度改善に大きな役割を果たしてます。
CDNは新幹線のように速さが見えるわけではありません。しかし、サーバーをつなぐ数えきれないの光の道は、新幹線の如く時間と距離の壁を壊してます。そして、日本だけでなく、世界を確実に小さく身近なものにしています。