DSAは、ElGamal(エルガマル)署名を改良して作られた公開鍵暗号化方式のひとつです。
暗号アルゴリズムの危殆(たい)化を説明したものはどれか。
~「情報セキュリティスペシャリスト・平成23年特別」より
ア | 外国の輸出規制によって十分な強度をもつ暗号アルゴリズムを実装した製品が利用できなくなること。 |
イ | 鍵の不適切な管理によって,鍵が漏えいする危険性が増すこと。 |
ウ | 計算能力の向上などによって,鍵の推定が可能となり,暗号の安全性が低下すること。 | エ | 最高性能のコンピュータを用い,膨大な時間やコストを掛けて暗号強度をより確実なものとすること。 |
答え:ウ
暗号アルゴリズムの危殆化は、技術の進歩によってコンピュータの計算性能が高まり、解読に成功する可能性が高くなることで、暗号アルゴリズムの安全性が低下してしまう状況をいいます。