叡智の三猿

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AES:気になる情報セキュリティ用語

AESは共通鍵暗号(秘密鍵暗号)のひとつです。平文を一定の長さごとに暗号文に変換するブロック暗号です。ブロック長は128ビットで、鍵長は128ビット(AES-128)、192ビット(AES-192)、256ビット(AES-256)の三種類から選択できます。

AES-256で暗号化されていることが分かっている暗号文が与えられているとき,ブルートフォース攻撃で鍵と解読した平文を得るまでに必要な試行回数の最大値はどれか。

256
2128
2255
2256
~「基本情報技術者・平成30年秋期」より





答え:エ
AESで鍵長が256ビットということは、正しく平文に戻せる鍵は2256種類の中でいずれか1つです。ブルートフォースにより最初から順番に試していき、最後(2256回目)で一致した場合が最大の試行回数となるので、正しい平文を得るまでに必要な試行回数の最大値は2256回となります。