共通鍵暗号方式は、暗号化と復号(暗号化によって得られた符号列から、元のデータを復元すること)に同じ鍵を用いる暗号方式です。


ア | 暗号化通信に使用する場合,鍵を相手と共有する必要があり,事前に平文で送付することが推奨されている。 |
イ | 暗号化通信をする相手が1人の場合,使用する鍵の個数は公開鍵暗号方式よりも多い。 |
ウ | 同じ程度の暗号強度をもつ鍵長を選んだ場合,公開鍵暗号方式と比較して,暗号化や復号に必要な時間が短い。 | エ | 鍵のペアを生成し,一方の鍵で文書を暗号化すると,他方の鍵でだけ復号することができる。 |
答え:ウ
共通鍵暗号方式は、公開鍵暗号方式に比べ、ロジックが単純なためシステムに組み込みやすく、計算量が少ないため暗号化・復号に要する処理時間が短くなります。