叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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RAID:気になる情報セキュリティ用語

RAIDは、データを複数のハードディスクドライブに分散して保存することで信頼性の向上と高速化を図る方法です。

RAID 0

RAID0は、複数のハードディスクに同時に分散して読み書きを実行します。ストライピングとも呼ばれています。RAID0は読み書きの高速化を実現するものの冗長性、耐障害性がありません。

RAID 1

RAID1は、複数のハードディスクに同じデータを書き込みことでハードディスクの耐障害性を実現します。ミラーリングとも呼ばれています。

RAID 2

RAID2は、ハミング符号を使用してエラー訂正を可能にします。ビット単位でストライピングを行う方式です。

RAID 3

RAID 3は、1台をパリティと呼ばれる誤り訂正符号の記録に割り当て、残りの装置にビット単位やバイト単位でデータを分散記録する方式です。

RAID 4

RAID4は、複数のハードディスクを一台のハードディスクに見せて、パリティをブロックサイズでハードディスクに保存し、データの冗長性を確立するハードディスクのデータ保存方法です。

RAID 5

RAID5は、データからパリティを生成し、3台以上のハードディスクに分散して書き込みします。RAID5は、複数のディスクに分散しているため読み出し性能が優れているのに加え、1台のハードディスクに障害発生しても、残りのハードディスクで利用することが可能です。

RAIDの分類において,ミラーリングを用いることで信頼性を高め,障害発生時には冗長ディスクを用いてデータ復元を行う方式はどれか。

RAID1
RAID2
RAID3
RAID4
~「基本情報技術者・令和元年秋期」より





答え:ア
RAID1は、複数のハードディスクに同じデータを書き込みことでハードディスクの耐障害性を実現します。ミラーリングとも呼ばれています。