叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

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雷サージ

子どもの頃、わたしは変な趣味がありました。

朝早く起きて、放映の開始されていないテレビを見るのを楽しみにしていたのです。

放映が開始されていないテレビはこのような砂嵐が画面に表示されます。

砂嵐はテレビがアナログ放送の電波(電磁波)を正常に受信できない場合に発生する現象です。地上波デジタル放送に移行した現在では見ることはありません。

ある朝、砂嵐をじっと見ていると、画面からふと女性の顔が浮かびあがってきたのです。もちろんこんなことはあり得ないのですが、それが気になってしまい、朝早く起きて、砂嵐をチェックするということが習慣化しました。

また、当時のクラスメイトからこんなことを聞きました。

砂嵐に受信料を払っていない人の名前が出るみたいだよ。

なるほど!それは面白いと思いました。受信料を払っていない家を知りたいと思って、砂嵐を積極的に見ました。もちろん、NHKです。

しかし、名前は浮かび上がりませんでした。念のため、教育テレビも見たのですが、結果は同じでした。

これは、今日に於いては「オカルト」とか「都市伝説」とか「サブカルチャー」と呼ばれる類でしょう。わたしが小学生だった1970年代は、奇妙な現象に対するブームが全国を駆け巡っていました。パッと思いつくものでも、ユリ・ゲラーのスプーン曲げ、ネス湖のネッシー、口裂け女、ツチノコ、コックリさん・・・。そして、1976年頃に心を大いに揺らせたのが、UFOです。この時期の子どもはUFOが本当に存在することを信じて疑わなかったのです。ちなみに、ピンク・レディー最大のヒット曲「UFO」が日本レコード大賞を受賞したのは、1978年。奇妙な現象はサブカルチャーではなく、メイン中のメインカルチャーです。


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小学生のとき、わたしは相模原に住んでいました。休み時間になると校舎の屋上に行き、遠くに望む大山や丹沢の付近にあるであろう、UFOの観察をしてノートに発見したUFOの絵を描いていました。もちろん、UFOが日常的に空を飛び回ることはあり得ないのですが、友だち同士ではちょっとした光の屈折現象がなんでもUFOになってしまうのです。

ある夏の日、いつものようにUFOの観察をしていたら、晴天のなかむくむく上がった入道雲がピカッと光りました。その真ん中にUFOがあるように見えました。これに感動して絵を咄嗟に描きました。

入道雲とUFO

入道雲は積雲から早いスピードで発展します。そして、いままで穏やかな晴天だったのが、急に雷や雨が激しく降ります。典型的な夏の嵐です。

雷で樹木や建築物への落雷により、電磁界の急変します。そして、電力線や通信線に誘導された過剰な電流が家に入り込むことがあります。この過剰な電流のことを雷サージと呼びます。家に侵入した雷サージがいちばん影響を及ぼすのは、パソコンなどの通信機器です。パソコンのような通信機器は通信線にも電力線にもつながっています。パソコンを介在して通信線と電力線の通り道を作ることで、過剰な電流が機器を流れやすくしてしまうのです。

雷サージ対策としては、雷が鳴ったら、すぐにパソコンの電源を切るようにすることです。そして、パソコンに接続している電源ケーブルやLANケーブルを取り外すようにすることです。なお、無線LANの場合、無線LANスイッチを切ったり、LANカードを抜く必要はありません。

パソコンに接続する電源タップは、耐サージ機能を搭載した製品を使うのが安全です。

また、雷による停電が発生した際は、UPS(無停電装置)に切り替えが出来れば、仕事を継続することが出来ます。

テレワークの浸透により、家庭でも業務用パソコンを使うようになっています。雷サージを想定した対策をしておくこともいいと思います。