叡智の三猿

~情報セキュリティで森羅万象を捉える~

シンプルライフ

ブランド・ロイヤリティ

はじめ、コロナの影響でレナウンの経営破綻のニュースを見たとき、消費者として気になったのはー

もう、シンプルライフの服は着れなくなってしまうのか??

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ということでした。

かって地元の百貨店に行くと、必ず「シンプルライフ」の服が販売されていました。デパートを歩き「今シーズンはいい服ないかな〜」と、気になるブランドでした。

ブランドは会社と顧客の結びつきです。顧客にとってはブランドを提供している会社がなくなることよりも、ブランド自体がなくなることの方がショッキングな出来事だと思います。

ブランドとは、個別の売り手または売り手集団の財やサービスを識別させ、競合する売り手の製品やサービスと区別するための名称、言葉、記号、シンボル、デザイン、あるいはこれらの組み合わせである(フィリップ・コトラー)。

小泉グループがレナウンを買い取るという記事を見たとき、少し安堵しました。地元のデパートで、シンプルライフとの再会を期待してます。
koizumi-gr.jp

世の中には星の数ほどブランドがあります。ただ、ひとりの消費者の心の中で、気になるブランドの数は限られています。

消費者のブランドへの興味の強さを示す言葉がブランド・ロイヤリティです。ブランド・ロイヤリティが高ければ、消費者はそのブランドに対する思い入れが強いことを示します。

わたしたちはデパートを回遊しながら、全ての服や雑貨に目を向けることはありません。そんなに暇はないと思います。

消費者はブランド・ロイヤリティが高いブランドに絞って商品を見ることで、効率的にショッピングを楽しみます。アパレル企業にとっては、ブランド・ロイヤリティの高いお客様を抱えることで安定した収益の確保につながります。

プロダクトからカスタマーへ

マーケティングの中心はプロダクト(製品)ではありません。カスタマー(顧客)です。一度きりの顧客から生涯に渡り、最大限の利益をいただく必要があります。

そのためには、お客様を繋ぎとめ、継続して購入を促すマーケティングが必要です。カスタマーを中心に置く意識に変革できる企業が生き残ります。

カスタマーに焦点をあてた考え方は、次のマーケティング理論に基づいています。

1:5の法則

  • 新規顧客に販売するコストは既存顧客に販売するコストの5倍かかる。

5:25の法則

  • 既存顧客の離脱を5%改善したら、利益率が25%改善される。

顧客の生涯に渡って、利益を効果的に獲得するには「誰が、いつ、何を」購入したかというデータを管理する必要があります。

フィッシング詐欺に注意

顧客データを管理するのに、クラウドサービスを使うと、メリットがあります。「インストールの手間がなくなる」「ソフトの最新バージョンがすぐ使える」「使用人数が少ない場合はライセンス料が安い」などです。

出張の多い営業マンも出先でデータを確認できます。業務の効率化が期待できます。コストを抑えつつ「いつでも、どこでも利用できる」クラウドサービスの利便性は大きいと思います。

利便性と裏腹にあるのがセキュリティリスクです。たとえば、IPアドレスによる接続制限がなく、IDとパスワード認証のみで、利用できるクラウドサービスだと、フィッシングの被害が心配です。

フィッシングとは、正当な企業を装ったSMS等のメッセージやメールをターゲットに送信し、偽装されたURLをクリックさせることで、IDとパスワードを搾取する詐欺行為です。

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フィッシング詐欺

フィッシングは利用者を騙して成り立つ詐欺です。フィッシング対策として、怪しいメールやリンクをクリックすることはしないことです。

ただ、世の中には「絶対騙されない!」と、確信を持っている人も、実は騙されやすい性格の人もいます。この動画ではあなたが潜在的に騙されやすいか、そうでないかを占ってくれます。
youtu.be
ちょっとでも、怪しいと思うメールを受け取ったら、自分だけで処理をせず、システムの管理者に相談し、ほかの人にも注意を促すようなコミニュケーションが出来ることが望ましいと思います。