叡智の三猿

〜森羅万象を情報セキュリティで捉える

就職・採用・評価

年功序列と成果主義を通じて

わたしが新卒で入社した会社は、2万人の社員を抱えるメーカーでした。配属は社内の情報システム部門です。わたしがいる部屋には、50人程度の社内SEが在籍していました。配属されてまず驚いたのは課長が8名もいたことです。課長の下には1名から3名の係長…

全体最適と個別最適のジョブ型雇用

大手の人材派遣会社であるマンパワーグループの調査によると、人事担当者の約8割が「ジョブ型雇用」に賛成をしている結果が出ています。 企業で人事担当者を務める20代~50代の男女400名に、ジョブ型雇用の導入に賛成か聞いたところ、全体の約8割が「賛成…

「スタートアップ:夢の扉」を観て思うこと

お仕事系のドラマ「スタートアップ:夢の扉(主演:ナム・ジュヒョク、ぺ・スジ)」は、いままで観た韓国ドラマのなかでも印象に残っています。※Red VelvetのOST(future)が心地よくて特に好きです。 youtu.be韓国のお仕事系ドラマというと、連想するのが「…

ITエンジニアの年収アップについて

転職サイトを運営するdoda(デューダ)によると、日本の会社員の平均年収は403万円だそうです。そのなかでITエンジニアの平均年収は433万円とのことなので、全体平均よりもエンジニアの年収は高めです。ただ、グローバル社会のなかで見ると、日本のサラリ…

社内SEは出世できるのか

100人以上社員がいる会社であれば社内の業務がシステム化されていて、社内システムを保守する専門チームがあるはずです(情報システム部門と呼ばれます)。もちろん、100人に満たない会社でもシステムやパソコンの面倒を見る人はいます。ただ、それが組織化…

自社で開発するか客先で開発するか

IT業界を目指す就活生は会社を選ぶにあたって自分のワークスタイルを気にします。好きなプログラムの仕事ができるのか。IT未経験でもやっていけるのか。IT会社はたくさんあります。ワークスタイルの観点でみると自社で開発や運用を行うスタイルと、お…

社内SEという選択

社会人になったらIT業界で働きたいと考える学生はたくさんいます。大学で情報工学を専攻した学生やコンピュータの専門学校に通う学生はもちろんですが、コンピュータと縁がなかった学生も多くIT業界への就職を希望しています。IT業界で仕事をするイメ…

派遣労働者の個人情報を管理

人材派遣会社にネガティブなイメージを持っている人は多いと思います。結局、人材派遣はヤクザの商売なんだよ。人材派遣ビジネスは合法的な人身売買で、人材派遣会社は雇った人材を客先預けていれば、極端に言うと黙っていてもお金が入ってくる仕組みです。…

実験が好きな人はシステム運用に向いてる!?

情報セキュリティ対策を考える際、組織内部による不正行為にはとても注意する必要があります。特に設立してからあまり年月が経過していない中小企業や、家族経営の会社は、古くからいる社員や身内に対してとても甘い風土があります。設立して間もない会社は…

文系と理系の分け隔て

IT業界に就職するのにもっともふさわしい大学の学部・学科は情報工学系でしょう。しかし、IT企業は、情報工学系の卒業生のみならず、情報工学系以外の理系も文系も多く採用しています。学生時代に専門的なITの勉強をしていなくても、IT企業は新卒性…

ITエンジニアのお仕事紹介

4月になれば新たな社会人がたくさん誕生します。そのなかには多くのITエンジニアの卵もいます。わたしは仕事柄、ITエンジニアを目指す学生さんと話す機会がそれなりにあるのですが、希望を抱いてIT業界に入った新卒者の成功を心から願っています。学…

不確実な時代は不幸の最小化で

有効求人倍率に関する政府統計のポータルサイトを見ました。そして、年度毎の数値を棒グラフにしてました(下図)。 年度別有効求人倍率(パート除く)新型コロナ禍で有効求人倍率は下がってはいますが、想像よりも下がっていないようです。わたしが社会人に…

私の彼はサラリーマン

わたしが社会人になったのは、バブル真っただ中の1990年です。そして、就活生のころ、大企業は絶対に潰れないと思っていました。先輩からは、就職するなら各業界でベスト3の会社なら安泰だと言われました。当時の業界ベスト3といえばーーー銀行なら、第一…

「広告の会社、作りました」を読みました。

中村航さんの「広告の会社、作りました」を読みました。中村航さんの作品を読むのは「夏休み」「100回泣くこと」「あなたがここにいて欲しい」に続く、4冊目です。いままで読んだ中村さんの小説は、エンジニア的な感性の人が登場する印象がありました。本作…

お仕事の勉強会(前半)

以前、勤めていた会社では30名ほどのエンジニアを抱えSES(システムエンジニアリングサービス)の事業を運営していました。SESとは「システム・エンジニアリング・サービス」の略です。エンジニアの労働力をお客様に提供する契約形態を指します。SES契約を行…

経験の浅いITエンジニア

「出来ることは、やります。」 わたしは20年間、主にSES(システムエンジニアリングサービス)形態で働くITエンジニアとして、複数のお客様企業のプロジェクトを支援してました。その過程で、成長するエンジニアも脱落するエンジニアも見てきました。…

支配と抵抗

日本の会社の多くは年度末で慌ただしい日々を送っています。年度末の慌ただしい仕事のひとつに査定による定期昇給の実施があります。平社員であれば、査定される側ですので、仕事としての意識はないでしょう。しかし、管理職であれば部下の査定は必須業務で…

0 → 1そして1 → 10へ

2万人の会社から6人の会社へ わたしが大学を卒業して入社した会社は従業員が2万人を超える大企業でした。創業は明治という老舗です。それから10年して、従業員が6名の会社に転職しました。転職のきっかけは、前職で信頼していた先輩からのお声がけでし…

中途採用と第二新卒採用の視点

SESエンジニアの採用 信用と信頼はほぼ同義語として使われていますが、実は使われ方の違いがあるようです。 過去の実績に対して獲得するのが信用 未来の行動を期待するのが信頼 参考:「信用」と「信頼」の違いをご存知ですか?:谷誠之の 「カラスは白い…

AIを使った内定辞退率予測

個人情報とは 「個人情報」とは、氏名、住所、性別、生年月日、電話番号、勤務先など個人を識別できる情報や、ほかの情報と組み合わせることで個人を特定できる情報をいいます。【個人情報の例】 基本情報:氏名、住所、性別、生年月日、国籍 家族情報:親族…

多段階SESエンジニアの悲哀

エンジニアT君の顔合わせ わたしはむかし、Mという会社で、SESビジネスの営業をしていました。SESとは「システム・エンジニアリング・サービス」の略です。これはITエンジニアの労働力をお客様に提供する契約形態を指します。 SESと派遣との違いについてはこ…

不正のトライアングル(動機編)

松本清張の推理小説にハマる 遠いわたしの青春時代、松本清張の推理小説にハマっていました。清張の推理小説は、社会派と言われます。現実社会と向き合う中で「何故、その人は犯罪を犯すのか!?」を清張は描きました。それは奇異なトリック中心のゲームのよ…

明るいミライは新3Kへ

SESの事業運営 いまから2年くらい前、わたしはある会社で、小さなSES(システムエンジニアリングサービス)の事業を運営していました。事業規模は社員が15名、パートナーが15名程度。年間売上高は3億くらいでした。事業の生産性を示す指標のひとつに「1人…